外壁塗装に関するお役立ち情報を配信してまいります。

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外壁の色選びは一軒家を建てる時だけの喜びでもあり、リフォームでも楽しい箇所です。
どの色にするか迷った時は、様々な魅力やメリットを持つネイビーを検討してみると良いでしょう。
モダンにもかわいらしくも仕上がる、ネイビー仕上げの外壁についてご紹介します。

■ネイビーが持つ色の力

ネイビーは、「濃紺」または「黒に近い青」とも呼ばれ、色彩心理学上では「寒色」と「後退色」に分類される色です。
寒色は、見る人に深い落ち着きをもたらし、後退色は思慮深さと知性を象徴します。

真っ黒では威圧感が強すぎてしまい、薄い水色では軽い印象になってしまうという時は、ネイビーを取り入れる事で、両者の中間を保つ事が可能です。
その汎用性の高さから、インテリアだけでなく、ファッション界でもトレンドカラーとして幾度と無く注目されてきました。

■ネイビーの効果的な外壁への取り入れ方

ネイビーの外壁は、光が当たると青みがかって見えますが、日が落ちると黒さが増します。
そのため、遠目から見ると黒い外壁のような印象を与えます。

ネイビーで外壁全体を塗装すると、モダンで洗練されたデザインとなります。
全体をネイビーで統一した時の力強さを抑えたい場合は、ツートンカラーの配色にすると良いでしょう。
特に、ブラウンはネイビーと相性が良く、組み合わせる事によって、モダンながらも愛嬌のある印象を与える事ができます。
その他、玄関ドアや窓枠などの建具に木材を使う事で、ブラウンカラーの代わりにしても良いでしょう。

また、ネイビーを使ったフェミニンなデザインも人気を集めています。
屋根の破風(はふ)や鼻隠しにホワイトを取り入れて、ヨーロッパ風のエレガントな外観にする事も可能です。

■ネイビー外壁と日光の関係

ネイビーや黒などの濃い色は、日光の熱を集めやすい色です。
ネイビーを外壁に取り入れた部分は、夏場は屋内の温度が上昇しやすいというデメリットも考慮しておかなくてはなりません。

一方、ネイビーは日光に含まれる紫外線の影響をあまり受けない色でもあります。
外壁の色あせは、雨や経年劣化による傷みよりも、紫外線による塗装の結合破壊が大きな原因となります。
そのため、紫外線対策は、外壁では欠かせない重要なメンテナンスです。
紫外線を吸収しやすい色は、紫や赤などがあり、これらの色はツヤや見た目をすぐに損ねてしまいます。
モダンにもエレガントにも外観デザインを楽しむ事ができ、外壁の天敵である紫外線を寄せ付けにくいネイビーは、非常に魅力の多い色です。
淡い色から濃い色への大胆な塗装リフォームや、色あせた濃い色の再塗装に、ぜひネイビーを検討してはいかがでしょうか。

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