さぁ、おいくらと出ますでしょうか!?
つい先日、Space X社のCEOである起業家イーロン・マスクが火星移住計画の詳細を語り、大いに話題になりました。火星は地球とは全く違う、難しい環境です。なので、もちろん技術的なことだけでなく、居住のコストについても指摘されました。
そんな宇宙開発における居住コストについて、YouTubeアカウントのWendover Productionsが火星...ではなく、月に1年間住むのにかかるコストを計算した動画を公開しています。では、見てみましょう。
この動画では、4名の宇宙飛行士が月に1年間送られた場合のコストがかなり細かく計算されています。単なる住居コストだけではなく、食物を育てるための温室のコスト、水、電力、そしてもちろん月までの往復にかかる費用に月着陸船まできっちり入ってます。
そして合計額は...年間360億ドル(約36兆円)! 日割り計算でいくと、1日で9800万ドル(約98億円)です。分単位で考えると、1分で約700万円弱使われていることになります。月に住むのやめときましょうかね…。
Space Xのロケットは再生利用なので、今後はもうちょっとコスト削減されるかもしれません。しかしそう言われても、最初のコストがすごすぎてあまりピンとはこないですが...。
image by Moon
Source: Laughing Squid
Jennifer Ouellette - Gizmodo US[原文]
(岩田リョウコ)