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ハードウェアハック

パリレン樹脂で防水加工した「水没コンピューター」 50

ストーリー by hylom
なかなかご家庭では真似できなそうですが 部門より

国立情報学研究所の鯉渕道紘准教授らのチームが、PCのマザーボードなどをパリレン樹脂でコーティングして防水加工して水中に沈めて利用する研究を行っているそうだ(NHK)。

パリレン樹脂を気体状態で真空蒸着し、基板をまるごとコーティングすることで耐水性を付与するというもの。水に沈めることで効率良い冷却が期待できる。研究では水槽で3か月間動かしたり、神奈川県横須賀市の岸壁に沈めて1か月稼動させることに成功したという。

なお、海中に沈めた2台のうち1台は停止していたが、停止したほうのPCは「貝がコーティングを食い破ってしまった可能性」が考えられるという。

  • 解決したい課題が謎

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      「ただのコンドームじゃないの」と空目。

      #入手が容易な簡易防水(耐水)パックって、ジップロックかこれだよね?

    • by Anonymous Coward

      1. ソースを読んでいない
      2. ソースを読んだが理解できなかった
      3. なんでもいいからケチをつけたい

      どれ?

      • ソースを読んだが何も書かれていなかった

        • by Anonymous Coward

          樹脂は、0.1ミリ以下の厚さにコーティングされることが多いですが、2人は、耐久性を高めようと、この工場でコンピューターの基板を0.12ミリの厚さでコーティングしてもらうことにしました。

          「これまで電子部品の基板の一部を保護することはあっても、コンピューターの基板1枚をまるごと保護するといった加工はしたことがなく、こうした使い方は想定していなかった」

          耐久性・放熱性・コストなどから最適な保護方法を考えるあたりじゃないかな。

        • by Anonymous Coward

          > ソースを読んだが何も書かれていなかった

          それって

          2. ソースを読んだが理解できなかった

          なのでは。

          • by Anonymous Coward

            なにもかかれていないものはよめないからにゃー

        • by Anonymous Coward

          解決したい課題に対するアプローチが謎なんじゃ?

        • by Anonymous Coward

          だだのコンフォーマルコーティングだと
          >どうしても塗りムラが出てしまいました。水がしみこんで基板がショートし
          って書いてあるけど、そもそもこれが古い技術で、
          わざわざ車輪を再発明しなくても、現在の技術で3か月間水中で稼働させることは十分可能ってこと?

        • by Anonymous Coward

          4. 自分の読解力を過大評価していた

          ってことだね。

      • by Anonymous Coward

        ACがどういう状態だろうが誰も興味無いはずなので、マイナスモデにすべきでしょう。

  • by mondy (27787) on 2016年10月03日 12時47分 (#3090234)

    キングストンのmp3プレイヤー、既に3回は洗濯機に入れてしまってるけど未だに普通に動く。
    安めの単体基盤に近い構造なのか、安物買いなのに長持ちしてる。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      BTイヤホン洗濯しちゃったけど意外と動いた。

    • by Anonymous Coward

      濡れたことが壊れる直接の原因ではなくて、濡れた状態で通電するから水を伝って想定外の電気が流れて壊れる、からじゃないの?

      # ケータイ水没させてもバッテリぬいて数日完全に乾かせって言うよね?

      • by mondy (27787) on 2016年10月03日 18時20分 (#3090496)

        後は接続部位の腐食ですかね?
        一体型の基盤なんかは加工後に緩く対腐食のコーティングされたりしますが
        拡張性の良いスロットが多くあるマザーボードより安めの一体型マザーを選ぶとか。
        スマホもそういう意味では乾かせば動き直すのもありますし。

  • 水中コンピューターの出番だったのに!!w
    (あちらは水中で記録媒体の抜き差しまでやってます)

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2016年10月03日 12時30分 (#3090224)

    やはり地球貝は不可貝だ

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2016年10月03日 12時31分 (#3090225)

    高橋徹也さんが「改造バカ一代」でフロリナートというフロン系溶剤に漬けたPCを作った時、
    高温部付近は対流だけでは間に合わず、液中でファンを回してたような。これはどうなんだろう。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      リンク先の写真を見る限りだとオンボードのモバイル用のチップのようだし大きなヒートシンクならファンが不要な程度かと。
      PCニュースサイトの液冷記事だとたいていベンチ回しまくるけどこの実験だとどうなんだろう、

    • by Anonymous Coward

      このシリーズ [ascii.jp]では、TDP100Wだとファン回しても油自体の冷却が追いつかなくて危ない状態ですね。
      このシリーズは冷媒を容器に入れたままで強制冷却してないのですけど、まあ参考にはなるかと。

    • by Anonymous Coward

      低圧にした鶴首花入れ(銅製)の中に入れさらに水没させるとか
      貝のモグモグ被害も避けられるし

    • by Anonymous Coward

      うん本職の研究者なのに
      放熱の基本的なところわかってなさげですよね

      なんのために本格水冷には
      ポンプやラジエータやファンがあるのかと小一時間

      水冷のほうが効率的だから漬け込んじゃえって
      素人の浅知恵ならご愛敬ですが
      研究者が事前の情報収集せずに実験とかさすがになぁ

      # え?だからファンレスでも行ける構成にした?お、おう・・・

      • by Anonymous Coward

        そんなことをしなくても水流があればOkみたいなもんでしょ

        • by Anonymous Coward

          そういうことだね。海中かある程度流れが急な川ならそのへんは問題ない。
          ただ安定しないからな。最低で干上がってサーバが露出最大でサーバが流されましたみたいな。
          放熱板だけ外に出しとく方が安全だがそれだとありきたりで面白くないんだろうな。

      • by Anonymous Coward

        >最初に目をつけたのは、液体のエポキシ樹脂です。電気を通さない「絶縁性」が高いうえ、水をはじく特性があり、まさに防水加工にはうってつけの素材だと考えました。しかし、実際に塗ってみると、どうしても塗りムラが出てしまいました。水がしみこんで基板がショートし、水の中でうまく動かすことができませんでした。

        エポキシ塗りムラとかおかしい。真空引きしていないんじゃ無いかと疑うレベル。
        放熱が必要な部品にヒートスプレッダを付け、それ以下の高さにエポキシを流し込み封入が一般的ですが、防水必要なく防湿目的なら
        リンク先記事写真のように塗るだけというのも

      • by Anonymous Coward

        揶揄するにしても、フロリナート、食用油、水(海水)、空気の熱伝導率と比熱ぐらい理解しといたほうがいいですよ…

    • by Anonymous Coward

      富士通でも水没サーバ作ってて、そっちはポンプで押し流してますね。
      データセンターにギシギシに詰め込もうとしてるので、高橋さんとは方向性は違うんでしょうけど。

    • by Anonymous Coward

      対流でなくて流水ですし、しかも油より水のほうが粘度が低いからヒートシンクだけでいけそうな感じがします。

      • by qem_morioka (30932) on 2016年10月03日 15時27分 (#3090341) 日記

        ここにぶら下げるけど、結局のところ熱の移動なので、
        パーツの熱を媒体(空気だったり不凍液だったり水だったり油だったりフロリナートだったり)
        に移して、その熱くなった媒体をどこかで冷やして熱を逃がさないと平均的に全体が熱くなる
        という熱中症状態になるだけなんだよね。

        うまく熱を機器から吸い取る媒体の能力もそうだけど、吸い取った熱を上手く放出させる
        冷却器(チラー)の能力の方が重要っちゃ重要なんだけど…

        もう一度言う。
        CPUの間近では十分な冷却ができる機器が置けない。デかいし(ファンレスのヒートシンクを
        見れば判るよね)とにかくあちこちまだ熱源があるからうまく熱を放出できない。
        下手すればほんわかと全体があったまるようになってしまう。

        だから熱を捨てやすい場所まで熱を何かに移して運んでやる必要があるんだけど、
        それが空気だったり不凍液だったりフロリナートだったりするわけだ。

        CPUの熱問題もあれだけど、ゆくゆくはエアコンみたいにコンプレッサー
        積むようになるんじゃないかなあ(えー

  • by Anonymous Coward on 2016年10月03日 13時14分 (#3090247)

    海中はともかく、川とかダムに沈める形でデータセンター作ったら冷却費用は浮きそうだな
    海よりは腐食の影響を受けにくいし、電源やネットワークケーブルを地上から引いてもたいしたコストにならない

    # 奥多摩湖やその周辺の湖・ダムとか、あるいは荒川・多摩川あたりに沈めとけば都内からのアクセスもさほど悪くないし

    ここに返信
    • by 90 (35300) on 2016年10月03日 13時35分 (#3090263) 日記

      それって水冷システムを組んでチラーに水をかけるのとどう違うの?

    • by Anonymous Coward

      ストレージの故障が・・・

      HDD故障の最たる原因は高温ではなく、高湿度によるコントローラーの故障
      http://hardware.srad.jp/story/16/03/14/0821244/ [hardware.srad.jp]

    • by Anonymous Coward

      水温が上がって生態系がぁ、とか
      漏電して感電したら怖い~
      とか騒ぐ人が出てきそう

      メンテナンスって問題なく出来るんですかね?

    • by Anonymous Coward

      セキュリティーどうすんだよ

    • by Anonymous Coward

      ダムでは、対流しか頼るものがなくて冷却効率悪くないかなあ。
      川や、ダムの取水口などでは、水は流れるけど今度は豪雨などで流れを制御できないから、ケーブルなどの故障の可能性が高まる。
      水槽でやるのが一番いいという結果になりそう。

  • by Anonymous Coward on 2016年10月03日 14時24分 (#3090291)

    http://www.sankei.com/wired/news/160203/wir1602030001-n1.html [sankei.com]
    何がぶつかってくるか分からないんだから、でっかい銅管みたいなやつの内側にびっしりCPU貼ればいいと思うんだよね
    コーティングという簡易な方法が使えそうなのはブイにソーラーパネルごとワンボードにしたセンサ海に浮かすとかでは便利そうだけど…

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      ガッツリした外殻に収めて沈めて、内部の冷却は今まで通りで、エアコンの室外機の冷却にだけ海水を使うというその方式なら、
      このコーティングは無意味で邪魔なだけ。

      別の話として見るしか。
      コーティングは、水没コンピュータよりも、スマホの防水とかに使うのがいいんじゃないかなあ?
      外殻つけずに海などに沈めるメリットって、ないよねえ。

  • by Anonymous Coward on 2016年10月03日 15時24分 (#3090339)

    たいとるおんりー

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2016年10月03日 16時01分 (#3090375)

    コーディングを貝が食い荒らしたんだ!

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      え!?シェルがコーディングを食い破ったって!?

  • by Anonymous Coward on 2016年10月03日 17時39分 (#3090453)

    水って宇宙線遮蔽性能高いんじゃなかったっけ?
    そして近年の半導体微細化で宇宙線によるエラー対策の重要度が上がってきてるとか。

    水に沈めることで宇宙線対策にはならないんだろうか?水の分厚さ次第か…。

    何が起こるかわからない海や湖に剥き身で沈める運用が現実的とはあまり思えないんだよね。
    かといって管理された水槽なりに沈めるってなると、既存の水冷に対する優位性が怪しい。

    放熱と兼ねて宇宙線対策にもなるって謳えるのであれば、回路ごと水没させることの意義が打ち出しやすくなるんじゃないかと。

    ここに返信
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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