2016-10-03 18:08:44
猫を飼うと必ずしも体験するのがこれです。
急にのどをゴロゴロ鳴らしながら、猫が近付いてきたことはありませんでしょうか。
このゴロゴロの理由は明確に解明されておりませんが、
下記の3つの説が上がっています。
※中でも1つ目が有力だと言われています。
ドイツ人の動物学者であるパウル・ライハウゼンは、
猫がのどをゴロゴロ鳴らすことに関して、幸福感や安心感を抱いているからだとしています。
その理由は、ライハウゼンが発見した事象として、
子猫が母親のおっぱいを飲んでいるときに、ゴロゴロと鳴いていたことと関係しています。
上記のことから、ライハウゼンは子猫がゴロゴロとのどを鳴らしていたのは、
母親に幸福感や安心感を伝えるためだと仮説立てました。
この説が今でも有力なものとなり、現在は知れ渡っています。
イギリスにあるサセックス大学の研究チームが発表した説は、
ライハウゼンが唱えたものとはまた別のものでした。
それは、猫が何かを要求するときにゴロゴロとのどを鳴らすということです。
猫を飼っている人も、初めて猫のゴロゴロを聞いたときは、
「何か求めているのかな?」と感じ、あれやこれやと接していたかもしれません。
そもそも、それは猫がゴロゴロの際に何かを要求していたとする説です。
カリフォルニア大学デービス校の研究チームは、
上記2つとはまた違う説を唱えました。
それは、骨密度を維持するために猫はのどをゴロゴロ鳴らしているということです。
初めて聞くと「え?どういうこと?」と思う方も多いかもしれません。
猫がのどをゴロゴロ鳴らすときの周波数を研究チームが調べた際、
なんと25ヘルツでだいたい固定されているという点に着眼しました。
この25ヘルツという周波数が、骨に行き届いて刺激し、
骨に含まれる細胞が活性化され、骨密度を維持しているという結論に至ったのです。
本ページでは、猫がのどをゴロゴロ鳴らす理由について記載致しましたが、
実はその他にも理由があるとされています。
その他の理由については、次のページで記載させて頂きます。