こんにちは、NAEです。
学生時代になんとなく登録したAmazon。
当時のぼくにとってネットショップといえば楽天であり、ほとんどの買い物を楽天で済ませていました。
そして時はたち、Amazonの存在をほぼ忘れかけていたとき、Amazonから一通のメールが届きました。
「Amazonプライム 無料お試し1ヶ月」
このメールこそ、ぼくがAmazonプライムに出会い、丸め込まれ、プライム漬けにされるすべての元凶だったのです。
今回はそんなお話。
- 当時のAmazonプライムの魅力は「翌日配送」のみだった
- 1ヶ月後、無言?の自動延長
- しかたがないのでAmazonプライムを続けることに
- 気づいてみるとサービスがめっちゃ増えてた
- まとめ:Amazonプライムは沼
- おまけ
当時のAmazonプライムの魅力は「翌日配送」のみだった
そのメールが発射されたのはAmazonプライムがはじまってすぐの頃だったと記憶しています。
へー、こんなんはじめたのか
リンクを開いて中身を読んでみて、唯一いいなと思ったのは無料翌日配送でした。
そう、ちょうどこんな感じ。
当時の楽天には「あす楽」サービスがなく、各ショップが発送処理を行っていました。そのため注文から配送までかかる時間がまちまちで、今ほしいのにすぐ届かないことがストレスの元になっていたのです。
翌日配送してくれる。それも無料で。
それだけでもぼくにとってはプライムへ加入するのには十分な理由になりました。
なんせ無料ですしね。加入しておいて損はありません。
1ヶ月後、無言?の自動延長
とはいったものの、人の行動はなかなか変わらないもの。
カカクコムで底値を探して結局楽天で買うというネットショップスタイルは、Amazonプライムに加入しても変わりませんでした。
翌日配送よりもやはり値段の安さが優先だったのです。
Amazonをそこまで利用しないまま1ヶ月が過ぎた頃だったかと思います。
なにかの拍子かは覚えてていませんが、ふと思い出したようにAmazonをのぞいてみたことがありました。
そこに書かれていたのは
Amazonプライム自動延長
やばい忘れてた・・・
そう、無料お試しキャンペーンが1ヶ月で終了することをすっかり忘れていたのです。
そして、無料期間が過ぎる自動的に有料プランへ移行するということも。
慌ててメールボックスをあさりました。さすがに事前の通知くらいはあったはず。Amazonくらい有名な会社がそんなにアコギな商売をするはずがない。
すると、見つかりました。ゴミ箱に捨ててありました。楽天からのDMと一緒に。
おそらく、楽天から届くうざいDMをまとめてポイしようとしたのに巻き込まれていたのでしょう。
楽天ェ・・・
しかたがないのでAmazonプライムを続けることに
といっても、払ってしまったものはしょうがない。
わざわざサポートセンターに連絡して返金してもらうのも面倒ですし、よく考えれば年会費3,900円なら5〜6回買い物すれば送料分で元が取れるレベルです。
よし、こうなったら元を取ってやる!
こうやって、なかばいたしかたなく、ぼくは楽天生活からAmazonプライム生活に切り替えていったのでありました。
ここで、ぼくがこれまでAmazonで使った金額の推移を見てみましょう。
こちらのページのスクリプトを使って、年別の購入金額を取得してみます。
Amazon で使った金額の合計を出す奴 (2014-2016 年バージョン) · GitHub
グラフ化した結果・・・
!?
!?
いやMENSA先輩出てこなくていいっす
そう、Amazonプライムの無料お試しに釣られたのが2014年の末。
そして、Amazonプライム自動継続に気づき、「しまった!」となったのが2015年の初頭。
その後はご覧のとおり、もはやネットでの買い物はAmazonプライムオンリーです。
それには実は理由がありましてですね・・・
気づいてみるとサービスがめっちゃ増えてた
Amazonのページを見るようになって気づいたのが
Amazonプライムのサービスがいつのまにかめっちゃ増えてる
ということ。翌日配送だけじゃなくなっていました。
プライム価格
たとえばプライム価格。
Amazonのページを見たことある人は「プライム」の文字とともに割引された価格が書かれているのを見たことがあるかと思います。
Amazonプライムに加入していると、その割引価格が適用されるんです。送料だけじゃなくて代金でも元が取れてしまいそう。
このSpigenのiPhone 7のケースだって、参考価格2,790円に対してプライム価格2,230円、実に560円オフです。(2016/10/03現在)
Amazonプライムデー
たとえばAmazonプライムデー。
年に1回開かれる、プライム会員専用の超お得なセール日なんですが、この割引率が実にえげつないわけです。
わが家は引っ越してすぐだったこともあり、プライムデーにこちらの食器棚を買いました。
元値11.5万円の食器棚ですが、7万円で買えました。およそ4.5万円の節約です。
これだけで10年分のプライム会員料金のもとが取れてます。おそろしいおそろしい。
Amazonプライムビデオ
たとえばAmazonプライムビデオ。
無料でアニメや映画が見放題。Amazonプライム専用の番組があったりする。
おととい見てみたらアバターやインデペンデンス・デイが追加されててリアルに鼻水吹きました。
またDream Works制作のCG映画がたんまりありまして、うちの2歳の息子くんはカンフー・パンダの1、2を無限ループしてます。あとはミニオンズやウサビッチも大好きですね。ぼくはもう見飽きましたけど。
わが家ではFire TV Stickをテレビに挿してAmazonプライムビデオ三昧しています。ちなみに買うなら絶対音声認識リモコン版にすべき。十字キーを使ってドラクエ方式で検索ワードを入れるの、かなーーーーり辛いです。
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2015/10/28
- メディア: エレクトロニクス
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Amazonプライムミュージック
たとえばAmazonプライムミュージック。結構な分量の音楽が無料で聴き放題というやつ。
邦楽全レーベルをカバーしているわけではないですが、ジャズや女性ボーカルが充実しているので、カフェ的なBGMとして流しておくには十分すぎるレベル。
ラインナップに結婚披露宴のエンドロールビデオで使ったBENIの「永遠」を見つけたときは嬉しかったなあ。
Amazonプライムラジオ
たとえばAmazonプライムラジオ。Amazonプライムミュージックの進化版です。
超豊富なチャンネルを取り揃えたWebラジオが聴き放題。しかもそこらのWebラジオとは一線を画する高音質で。
一般公開されているWebラジオではなかなかレアなJ-popのチャンネルもあります。きゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」だって聴き放題。
家で仕事するときはだいたいプライムラジオでBGM流しながらやってます。一気にカフェ気分。
Amazonプライムフォト
たとえばAmazonプライムフォト。
容量無制限で写真や動画を保存し放題。Googleフォトの容量無制限プランみたいに勝手に圧縮されることもない。(あっちは無料なので比べるのはかわいそうだけど)
ぼくは一眼レフは持っていないんですが、RAWデータで無限保存というのは写真好きにはたまらないはず。
Kindleオーナーライブラリ
たとえばKindleオーナーライブラリ。
Kindleを持っている人なら、対象のKindle本から一冊無料で読めてしまいます。
1冊700円だとして、12ヶ月で8,400円・・・ってあれ?Amazonプライムって年額3,900円でしたよね?
まだだ、まだ終わらぬよ
ほかにもAmazonプライムNowやAmazonパントリーなど、サービスたっぷりのAmazonプライム。
さっき見たらAmazonプライム会員専用のお水(配送料無料)なんてものもありました。なんだこれ。
ここまでやるのかAmazonプライム。おそろしいおそろしい・・・
おそろしいおそろしい・・・
いやだから引っ込んでてくださいって
まとめ:Amazonプライムは沼
というわけで、Amazonの罠にかかりズブズブとAmazonプライム沼にハマって出られなくなったお話でした。
沼といっても、居心地はすこぶる良いんです。年会費3,900円の元は十二分にとってると思いますし、特にプライムビデオは妻と子供の必需品になってますし。
ここまで太っ腹にやってくれるAmazonさまには頭が上がりません。もうAmazonプライムなしの生活は考えられないんじゃないかな。
みなさんも、Amazonプライム沼に片足突っ込んでみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
おまけ
そんなAmazonでもやっぱり失敗した買い物というのはありましてですね。