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 台湾の公営の台湾鉄路(台鉄)に3日、東武鉄道の特急「スペーシア号」デザインの車両1編成が登場し、台北の台鉄南港駅ホームで出発式が行われた。台鉄と東武鉄道の交流の一環で、台鉄の特急「自強号」を金色のベースが特徴のデザインにラッピングした。半年間運行する。

 日本と台湾の間ではお互いに観光客を誘致しようと、鉄道協力が盛んになっている。特に台湾の訪日客はリピーターが多く、地方にも足を伸ばすため、日本側の期待は高い。東武鉄道は昨年12月に台鉄と友好鉄道協定を締結、台鉄の特急「普悠瑪(プユマ)号」デザインの車両を走らせるなどしてきた。東武鉄道は7日に台北支社を開設する予定だ。

 出発式に参加した東武鉄道の根津嘉澄社長は「より多くの方々に日本においでいただき、東京スカイツリーや(沿線の)鬼怒川温泉に来てもらいたい」とあいさつした。(台北=鵜飼啓