格安SIMサービス「OCN モバイル ONE」を提供するNTTコミュニケーションズは、20〜40代の女性 500人を対象に「スマートフォンに関する意識調査」を実施し、その結果を公開しました。調査手法はインターネットリサーチ、期間は9月13日〜14日です。
同社によると、当初男性が大半だった格安SIM(格安スマホ)の購買層に変化が見え、最近では女性の利用者も増加傾向となっているとのこと。そこで、今回の調査では、これから格安SIMの利用が増えると想定される20〜40代女性に対し、格安SIMへの興味や現在のスマートフォンの利用状況などを尋ねています。
なお、もしスマートフォンの利用料金を節約できたとしたら、何に充てたいかを尋ねたところ、全体の67.8%が「将来のための貯蓄」と回答。「飲食費」(22.2%)、「旅行・レジャー費」(19.6%)を大きく引き離す結果となっています。
次に、格安スマホ・格安SIMの購入を検討したことがあるかを質問。すると、購入を検討したことが「ある」「少しある」と回答した人は、全体で29.6%、年代別では30代が最も多く34%となりました。
格安SIMの購入に踏み切れない理由1位:サービスがわからず不安
また、格安スマホ・格安SIMの購入を検討したことがある女性に、格安SIMの購入に踏み切れない理由を聞いたところ、最も多かったのは「サービスや契約内容が分からず不安」(40.8%)という回答。次いで「契約更新のタイミングでない」(29.6%)、「街中にお店がないので、故障や操作などの相談ができない」(25.0%)などが挙げられました。女性の過半数がスマホの速度制限を心配
一方、現在のスマートフォンの利用状況に関して、毎月のデータ容量の残りを心配しながら、スマートフォンを利用したことがあるかどうかを質問。すると、全体の54.8%が「よくある」「ある」と回答しており、データ通信をプランの容量ぎりぎりまで利用していたり、容量を超過して、いわゆる通信速度制限の状態になっている女性も多いことがうかがえます。さらに、これまでに通信速度制限を経験したことがある人に対し、その平均日数を質問したところ、「1週間以上」が26.8%、次いで「1日」が25.4%、「2日」が16.6%となりました。月末の1週間以上も前から、すでにデータを使い果たしてしまっている女性が意外に多いこと明らかとなりました。