Googleが、Amazonのインターネット接続スピーカ「Echo」に対抗するべく、家庭用オーディオ業界の大手企業らの協力を仰いでいるという。
Googleは、仮想アシスタント「Google Home」のように動作する機器の開発をサードパーティーの電子機器メーカーらに促すことで、自社のプラットフォームの普及を図ろうとしているという。Varietyが米国時間9月29日に報じた。Googleは、10月4日にサンフランシスコで開催する報道陣向けイベントで、常時オンの仮想アシスタントについて詳細を発表すると見られている。
この計画に対する関心を高めるために、Googleは非公開の会合を開いて同社のアイデアを明かしたとVarietyは報じている。この会合はGoogleのマウンテンビューのオフィスで行われ、約50人が参加したという。家庭用オーディオ業界の複数のビッグネームも集ったという。
参加企業の一部は既に、「Google Cast」を搭載するWi-Fi対応スピーカをGoogleと共同開発している。スマートフォンや多数のストリーミングアプリからWi-Fiストリーミングを可能にするというものだ。Googleはこのような関係を利用して、パートナー企業による独自のバージョンのGoogle Homeの開発を促したいと考えている。
「OK Google」に反応するデジタル音声アシスタントを内蔵するこのコンパクトなプラグインスピーカでは、家中のスピーカで音楽の再生や照明の点灯、交通情報の確認、そしてもちろんGoogle検索の実行が可能だ。
提供:CNET
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。