生徒に反安保署名求める

北海道立高教員ら

 北海道苫小牧市の道立苫小牧西高校(生徒数474人)で4月、教員が校門前で生徒に安全保障関連法への反対を呼び掛けるチラシを配って署名を求め、学校側が中止させていたことが9日、分かった。教員が所属する道高校教職員組合は「正当な組合活動だ」として、同校の対応を批判している。

 道教育委員会などによると、4月26日朝、教員2人が校門前で「安全保障法=戦争法に反対する署名にご協力ください」などと書かれたチラシを登校する生徒約200人に配布。うち1人が午後の下校時間に校門前で署名を集め始めた。

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