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ファミマ・上田社長に聞く 店名統一1年前倒し

産経新聞 9月30日(金)7時55分配信

 ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)の上田準二社長が29日、産経新聞の取材に応じ、傘下のコンビニの店名を「ファミリーマート」に一本化する計画を、1年前倒しする方針を明らかにした。平成30年2月末までに統一する。同社はファミリーマートと、サークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスが経営統合し1日に発足したが、早期の一体化を図り競争力を高める。

 約6000店の「サークルK」と「サンクス」を2年半かけファミマに転換する計画だったが、上田社長は「一体化が予想以上に進んでいる」と強調。来春を予定していた商品の統合も、できるだけ前倒しする。統合で国内店舗は約1万8200店となったが、「新しい市場はある」(上田社長)とし、32年までに1割増の2万店に増やす計画も明らかにした。

最終更新:9月30日(金)9時56分

産経新聞