2016年9月29日22時26分
関西空港の従業員のはしか(麻疹)集団感染について、大阪府は29日、集団感染は終息したと発表した。最後に発症した従業員が関空に出勤した9月1日以降の4週間に、新たな感染者が出なかったためという。感染した33人の従業員は全員が回復している。
集団感染は関空従業員と接触した人らにも広がり、従業員が先月26日に受診した大阪市立大学医学部付属病院では医師と事務職員が感染。しかし、事務職員が発症した今月12日以降、従業員との関連が疑われる感染者も出ていないという。
市民14人のはしか感染が確認された兵庫県尼崎市でも12日以降、新たな感染者は出ていない。市保健所は「おおむね状況が落ち着いてきたのではないか」とみている。
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朝日新聞社会部