韓国産業技術の海外流出、5年間で239件…大部分が先端技術分野

韓国産業技術の海外流出、5年間で239件…大部分が先端技術分野

2016年09月29日15時29分
[ⓒ 中央日報日本語版]
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  最近5年間で海外に流出した韓国の産業技術が239件に達することが分かった。

  28日、韓国国会産業通商資源委員会所属の鄭宇沢(チョン・ウテク)議員(セヌリ党)によると、海外技術流出摘発件数は2011年46件から2012年30件、2013年49件、2014年63件に続いて昨年は51件を記録した。

  海外流出内容を詳しく見ると、業種別では精密機械(32.8%)、電機電子(25.7%)、情報通信(12.5%)など先端技術分野が大部分を占め、企業規模別には中小企業が64%を占めて技術流出被害に脆弱なことが分かった。

  特に、2014年には現代・起亜車の新車設計図面が中国にまるごと流出したほか、ことしに入ってからは造船分野7大国家核心技術として開発された現代重工業のエンジン「HiMSEN」の主要部品設計図面を密売した一味が捕まった。

  鄭議員は「最近、大宇造船海洋や現代重工業、サムスン重工業など構造調整で会社を辞めた人材が競争国に渡る過程で技術が流出するおそれがある」とし「産業技術流出による被害予想額だけで年間平均50兆ウォン(4兆6300億円)に達しており、対策づくりが急がれる」とした。
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