安哲秀氏「潘基文氏との連帯、私は関心ない」

安哲秀氏「潘基文氏との連帯、私は関心ない」

2016年09月29日09時23分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
写真拡大
安哲秀氏が今月13日、秋夕(チュソク、中秋)を控えて龍山(ヨンサン)駅で市民に秋夕の挨拶をしている。(写真=中央フォト)
  韓国の「国民の党」前代表、安哲秀(アン・チョルス)氏が来年の大統領選挙に関連し、「これまでの経験や常識とは全く違う形で展開するだろう」としながら「世界的な共感を得ている憤怒という現象がさらに大きな変化を生み出すだろう」と述べた。

  安氏は28日夕方、国会議員会館で開かれた「政策ネットワーク明日」第2期発足式でこのように述べた。「政策ネットワーク明日」は安氏のシンクタンクで、事実上の大統領選挙キャンプだという。

  安氏はこの席で「その予告編が総選挙だった。我々は数十年間総選挙を行ってきたが、その経験と常識に依存して多くの政治家たちは誤った判断を下してきた。すでに国民の心をすべて分かっているかのように決めつけて結論を出し、主張した。彼らが全部間違っていた」とし「来年の大統領選挙も同じ」と主張した。

  安氏は「来年の大統領選挙になればもっと大きな変化が起きる」としながら「これまで我々が経験してきた大統領選挙の常識はすべて通用しないだろう」と述べた。

  安氏は引き続き「今まで私はいつも勝負し、挑戦してきた」と「基本的に私は勝負師だ。一度も現実に妥協したり心弱さで退いたりしたことはない。今後も変わらない」と強調した。事実上、来年の大統領選挙“完走”の意志を確認したものといえる。

  安氏は「潘基文(パン・ギムン)-安哲秀連帯論」については「政界では各種のシナリオが乱舞しているが、両党(セヌリ党、共に民主党)の恐怖感からこうしたことが広がっているのではないかと考える」とし「本当に突破口が見えない両党がこのような様々のシナリオを作り出しているのではないだろうか。私は関心がない」と一蹴した。

  引き続き「大韓民国が生き残るためには、まさに来年、革命的な変化が必要だ」とし「格差と両極化は中産層がなくなる現象で、私が政治をしながら最も望んでいる目的は中産層の復元」と強調した。

  政策ネットワーク明日のチェ・サンヨン理事長は安氏について「政治家の品格を最後まで守っている政治家」としながら「日本の橋下徹現象が追求する価値、米国のドナルド・トランプ現象が追求する価値よりも安哲秀現象の主体である安氏が追求する価値がはるかに普遍的だろう」と話した。
【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事