マグニチュード6.1以上の強震ですべての建築文化財に被害=韓国

マグニチュード6.1以上の強震ですべての建築文化財に被害=韓国

2016年09月29日13時14分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  マグニチュード6.1以上の地震が発生すれば慶州(キョンジュ)だけでなく全国すべての重要建築文化財が被害を受けかねないと調査された。

  「共に民主党」の金炳旭(キム・ビョンウク)議員が文化財庁国立文化財研究所から提出させた「建築文化財地震と洪水災害危険度評価と管理システム構築報告書」によると、国宝と宝物に指定された建築文化財71件がマグニチュード4.5~6.1の地震が発生すれば危険状況に陥ることになると明らかになった。危険状況は建築文化財の壁にひびが入ったり変化する恐れがあることを意味する。

  また、マグニチュード5.1~6.6の地震が発生すれば建築文化財が完全に崩壊する恐れのある緊急状況に置かれると調査された。

  今回の地震で被害を受けた慶州の瞻星台(チョムソンデ)と昌慶宮(チャンギョングン)の玉川橋(オクチョンギョ)、宗廟(チョンミョ)の永寧殿(ヨンニョンジョン)はマグニチュード5.1以上の地震でも致命的な損傷が懸念される脆弱な文化財に分類された。これに対し景福宮(キョンボックン)の慈慶殿(チャギョンジョン)十長生(シプチャンセン)煙突と峨眉山(アミサン)煙突はマグニチュード6.4以上の地震発生で緊急状況を迎える相対的に丈夫な文化財だ。
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