Azumi映画初出演「函館珈琲」が渋谷ユーロスペースで公開! 公開記念イベントも開催
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“映画を創る映画祭”として、函館で1995年より始まった「函館港イルミナシオン映画祭」。20周年を迎えた2015年に“映画を創る映画祭”が主体となり、函館の街を舞台にしたオリジナルシナリオからの映画創りを目指す「シナリオ大賞映画化プロジェクト」がスタートした。その第1弾となる映画作品「函館珈琲」が9月24日(土)より渋谷ユーロスペースで公開された。
オープンセットのような街・函館を舞台に、函館の街の中に佇む古い西洋風アパート翡翠館に集う若者たちの出会いと葛藤を見事に描いた今作。
出演者は、主人公の小説家桧山英二に黄川田将也。函館の翡翠館に集まる若者たちには、装飾ガラスの職人を目指す堀池一子に片岡礼子、テディベア作家の相澤幸太郎にはドイツ育ちで新人の中島トニー、ピンホール写真家のヒロイン藤村佐和には元wyolicaのヴォーカルAzumiが映画初出演し主題歌を担当、カフェのマスターには映画祭のディレクターでミュージシャンのあがた森魚。そしてミステリアスな翡翠館の主人にはベテランの夏樹陽子が務める。
9月29日(木)には「函館珈琲」の公開記念して、渋谷ユーロスペースにて「Azumi Live&Talkイベントイベント」も開催。イベントでは、主題歌である『Carnival』をLIVE披露した他、函館珈琲の出演者たちによるトークショーが行われた。
【STORY】
函館の街にひっそりと佇む翡翠館。オーナーの荻原時子は、夢を追う若者たちにアトリエ兼住居として部屋を貸し出している。翡翠館に住人になる条件はただひとつ。時子が「翡翠館にふさわしい人」と思うかどうか―。 装飾ガラス職人の堀池一子、テディベア作家の相澤幸太郎、ピンホールカメラ専門写真家の藤村佐和。それぞれが『人生に欠かせないもの』を探し求め、もどかしい孤独の中にいた。夏のある日、翡翠館に来るはずであった家具職人藪下に代わり、後輩の桧山英二がやってくる。翡翠館の蔵で古本屋を開くという桧山もまた、他人には触れさせない震える孤独を抱えていた。しかし彼が仕事の合間に淹れるコーヒーには、人の心に届く柔らかい香りがあった。各々が抱えるもどかしい心の小さな棘。コーヒーの柔らかな香りが鼻先をくすぐり、束の間のふれあいがはじまる。
時にはほろ苦く、甘酸っぱい、まるで珈琲のような映画を是非ともご堪能あれ。
■映画「函館珈琲」
公開劇場:渋谷ユーロスペース、他
※全国の劇場・公開日情報は公式サイトをご確認下さい。
監督:西尾孔志
撮影:上野彰吾
出演:黄川田将也、片岡礼子、Azumi、中島トニー、あがた森魚、夏樹陽子
函館珈琲 公式サイト
http://www.hakodatecoffee.com