ローソンのLINE公式アカウント「あきこちゃん」が女子高生AI「りんな」のテクノロジーを採用、正式提供開始
日本マイクロソフトは、ローソンがLINEで開設している公式アカウント「ローソンクルー♪あきこちゃん」が、日本マイクロソフトの女子高生AI(人工知能)「りんな」のテクノロジーを採用し、正式に提供開始したと9月28日に発表した。
ローソンは、2012年6月から公式アカウント「あきこちゃん」を提供していたが、応答の多くをAIで自動化することを考え、マイクロソフトが提供し400万人以上のユーザーと日々やりとりしている女子高生AI「りんな」のテクノロジーを採用した。
同社は、2016年6月から「あきこちゃん」の応答をマイクロソフトのAIによる運用に順次切り替えて試験を行い、品質やパフォーマンスに問題ないと判断したことから正式提供となった。マイクロソフトが「りんな」をベースに他社に技術提供するのは、初めての取り組みとなる。
「あきこちゃん」は、これまでのキャラクターをふまえて「りんな」よりも丁寧で控えめな応対で、自然な会話の中でローソンの商品やサービス、クーポンなどを紹介してくれる。話しかけると、気まぐれてクーポン券を発行してくれることがある。
「りんな」の人気能力である「しりとり」や「占い」も趣向を変えて搭載し、近くのローソンを調べる機能も用意されている。マイクロソフトは、「りんな」と同様に、「あきこちゃん」もユーザーとの会話を通じて成長していくという。
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