はい、こんにちは。lifeです。
今回は「3月のライオン」の魅力を語りつくしたいと思います。
実は、ブログを始めて初投稿の記事が「3月のライオン」の紹介でした。
ですが、当初は1000文字すら書くことができず終わってしまいました。
3月のライオンはこれまで読んだ漫画の中で最も好きな作品であり心残りだったので、
今回思い切って書き直すことにしました。
ではでは、今回は1ヶ月が経ち少しは上達したかな?ということで書いていきます。
1.あらすじと作品紹介
はい、まずはあらすじと作品紹介からしていきます。
あらすじ
幼い頃に交通事故で家族を失い、父の友人である棋士に内弟子として引き取られ、15歳にしてプロ棋士になった少年「桐山零」。
自分がいることで家族がバラバラになっていると感じ六月町にて1人暮らしを始めることを決める。
1年遅れで高校に編入するが周囲に溶け込めず孤立し、将棋でも不調が続いていた。
そんなある日、零は先輩棋士に無理矢理付き合わされ酔いつぶされる。
倒れこんでいた零を助けてくれたのは橋向かいの三月町に住む川本家の長女「あかり」であった。
その後、零は川本家の3姉妹「あかり」「ひなた」「モモ」と交流を持つようになった。
そうして零は様々な人と関わっていくことになった。
その様々な出会いが、零を徐々に変えていくのだった。
これは「なにももっていない」と言われた1人の少年が何かを掴もうとする物語。
作品紹介
ジャンル: 人間ドラマ、恋愛、将棋
作者: 羽海野チカ
連載誌: ヤングアニマル
ジャンルに関してはすごく悩みました。
人間ドラマ色が1番強いです。
恋愛要素に関しては主に10巻くらいから加速していく感じです。
また、将棋を題材としている作品です。
ですが、将棋に関する知識が全くなくても読める内容ですのでご安心下さい。
どちらかと言えば将棋に関する知識がある方が楽しめるかなという程度ですね。
私は結構将棋が好きでネット対局などもする方なので最大限に3月のライオンを楽しめていますね。笑
ちなみにウォーズ1級持っています。
得意戦法は筋違い角というとても嫌なやつです。笑
失礼しました。将棋を知らない方からすると全く訳のわからない内容でしたね。笑
とにかく、将棋を知らない方でも楽しめる作品です。
そして、作者は羽海野チカ大先生ですね。
いや、もう私の1番好きな漫画家先生ですよ。
代表作はハチミツとクローバーですね。
もう、いまの若い世代の方は知らないかもしれませんね。ハチクロ現象を。
ハチミツとクローバーは実写化、アニメ化もした漫画で2006年、2007年のこのマンガがすごい!オンナ編で1位を取っていますね。
3月のライオンもいくつもの賞を受賞している作品ですので本当にすごいですよね。
そして、連載誌はヤングアニマルです。
あんまり聞いたことない雑誌だと思います。
どんな雑誌かというとマニアックな作品が多くグラビアにも力を入れているなという印象の雑誌ですね。
とてもマニアックな作品が多いので私は3月のライオンは単行本で買っています。
はい!すごく長くなりましたがあらすじと作品紹介はこんな感じです。
2.魅力を紹介していく。
はい、次は3月のライオンの魅力を紹介していきます。
見やすいように見出しをつけながら紹介していきます、ではどうぞ!
心に響く物語
はい、1番はこれですね。本当に胸が苦しくなったり感動したりします。
もう、やばいです。羽海野先生は感情表現がお得意なようです。
すごく感情移入してしまい、私も何度か泣いてしまいました。
泣くというよりも嗚咽でした。
ほんとにそれだけ入り込めます。
感情表現は絵ももちろんすごいのですが、羽海野先生のすごいところは文字でそれを表現することです。
登場人物のセリフがまるで実体を持っているかのように伝わってきます。
ほんとに、これに関しては他の漫画では味わえない感覚ですね。
セリフが読者にぶつかってきます。
なにを言っているんだと思うかもしれませんが読んでみたら多分理解してくれると思います。
また、とても素晴らしい詩のような表現もあります。
ほんとに文字のひとつひとつが美しく輝いています。
もう、これは漫画を通り越してまた新しい文学の1つとなっているように感じます。
話が広がりましたが私が言いたいのはここまで心に響く物語はないなということです。
温かい
次はこれですね。本当に3月のライオンには温かさがあります。
もちろん、先ほど書いた通り嗚咽しそうな場面もありますが大半は温かい話です。
なにが温かいのかというとまずは登場人物ですね。
ほんとに様々な個性を持った濃い登場人物が出てきてそれぞれなにかしらの問題を抱えています。
その問題に自分だけの個性で付き合っている姿がとても温かいです。
また、登場人物達の関わりも人の温かさを感じます。
ほんと、人っていいなって思います。
人は1人では生きられないんだなって。
そして、絵がさらに温かさを際立たせていますね。
ほんとに、優しいタッチで描かれています。
ハチミツとクローバーは少女漫画で今回は青年漫画ですがどちらの作品とも男女に関わらず読めると思います。
確かに少女漫画家的なタッチではありますがベルサイユの薔薇みたいな感じではないです。笑
どちらかと言えば文字数の方が心配ですね。
羽海野先生の作品はかなり文字数が多い部類なので漫画を読み慣れていない方は結構疲れるかなと思います。
慣れれば大丈夫だと思うのですが、一応文字数が多いということは意識しておいて下さい。
これも読まないと分からないんですけど、文字数が多いからこそ温かさが生まれるのかなと思います。
バトル漫画とかは文字数が少ないですよね、戦闘の絵を見せたいから。
その反対に文字数を増やすことでほのぼのした感じを出せているのかもしれないですね。
あくまで私の考察ですが。笑
相変わらず話が広がりましたが、とにかく温かい物語です。幸せな気持ちになれます。
総合評価
最後に総合評価を付けたいと思います。
基準
90点〜100点 全てにおいて欠点がなくその漫画でしか楽しむことの出来ないなにか特別なものをもっている。
70点〜89点 全てにおいて欠点がなく、おすすめできる。
50点〜69点 少しの欠点はあるがおすすめできる。
30点〜49点 確かに面白いが大切な部分が欠けている。おすすめは出来ない。
10点〜29点 楽しめた部分はあるが楽しめない部分の方が大きい。おすすめは出来ない。
0点〜9点 私には合わなかったようだ。
では、いきます。「3月のライオン」は.........
100点!!!!!!
はい、もうこれは100点をつけていい作品です。これほど素晴らしい作品を見たことないです。
多分私が100点をつける作品はこれからブログをやっていってあるのかな。
それくらい、素晴らしい作品ですね。
是非、読んで頂きたい作品です。
最後に
はい、今回は「3月のライオン」をもう一度紹介してみました。
そして、3月のライオンがいよいよNHKで10月8日から放送されますね!(現在9月29日)
もう楽しみすぎですね。アニメ化は声が崩れるから見ないと言いながら我慢できなく絶対見ますね。なんか、この作品に関しては見てもいいよって私の身体が言っている気がします。(ただ見たいだけ)
ただ、この漫画の文字による表現はアニメで再現するのはとても難しいと思います。
成功するのを祈るしかないですね。
そして、実写映画化もされるらしいですね。
こちらに関しては正直言うと多分見ないですね。
理由は、自分の中の登場人物が壊されてしまうからですね。
原作を知る人が見てみて評判が良かったら考えます。
どちらにせよ、アニメや映画を見ようと考えている方はまず漫画を読んで下さい。
この文字による表現を100%味わう手段は漫画しかないと思います。
これは、本当にすごいので是非漫画を読んで下さい。
はい、以上「3月のライオン」の紹介でした。
1作品の記事としてはとても長くなってしまいましたね。笑
それくらい魅力がある作品ですので、是非皆様も「3月のライオン」の世界にダイブしてみて下さい。
ではでは、ぐっばいです。lifeさんでした。