秋田犬にかまれ3人軽傷 長野 飯田

秋田犬にかまれ3人軽傷 長野 飯田
28日朝、長野県飯田市の川沿いの堤防で、体長およそ1メートルの秋田犬が散歩をしていた合わせて3人に次々とかみつき、3人は腕などに軽いけがをしました。犬は、保健所の職員に捕獲され、飼い主に引き渡されたということで、警察は飼い主から話を聞くなどして当時の状況を調べています。
28日午前9時前、飯田市にある駐在所に39歳の女性が「近くを流れる天竜川の堤防を散歩していたところ、突然、大型犬にかまれた」と届け出ました。

警察が調べたところ、女性をかんだ犬は体長およそ1メートルの白い秋田犬で、ほかにも、73歳と53歳の男性にかみついたということです。3人は腕や脇腹などをかまれましたが、いずれもけがの程度は軽いということです。犬はすぐに現場近くで保健所の職員に捕獲され、飼い主に引き渡されたということです。

警察によりますと、飼い主は犬を自分の勤める会社の敷地内で鎖につないでいましたが、目を離したすきに逃げ出し、首輪が外れて鎖とともに残されていたということです。警察では、飼い主にさらに話を聞くなどして、当時の状況を調べています。

「犬を押さえつけようと必死で羽交い締め」

犬に両腕などをかまれた53歳の会社員の男性は「犬を押さえつけようと必死になって羽交い締めにしたが、力が強く離れてしまい、かまれた。ほかにかまれた人は血だらけになっていて本当にびっくりした」と話していました。