ここ3日ほど、テレビ大阪の皆さんと協議を続けてきました。

とても残念なことですが、やりがいを持って取り組んできました『ニュースリアル』のキャスターの仕事を降板することになってしまいました。

大阪の皆さんに、私はもっとニュースを伝えたかった。
大阪の未来について、もっともっと語りたかったです。
それくらい、私は大阪に明るい未来があると信じているからです。

が、叶わず本日、降板発表。そして、明日より出演不可となりました。画面上でみなさまへのご挨拶すら出来ず、本当に本当に申し訳ない思いで一杯です。

ネット上では、テレビ上と違う言語が飛び交っていると思っています。
なかなか実際に口に出すときつい言葉も、ネット環境では意外と受け入れられたり…。

それに構え過ぎ、少しでも多くの皆さんに見てもらおうと肩ひじを張り過ぎていた感は、自分でも自覚していました。テレビで私を見た方はご存知の通りで、私はそもそもそんなにキツイ言葉使いをしない人間です。ですが、ネットの世界で一人でも多くの方に訴えたい、という思いが強すぎて、今回は大失敗してしまったのです。

相変わらずの未熟者です。
情けない。

本心を言うと、さすがにテレビ上の発言ではなく「ネットのブログのタイトルの文言」が、テレビ大阪の仕事を「降板」というところまで発展するとは夢にも思ってはいませんでした。そこは私の甘いところでした。私はネットはネット、番組は番組で使い分けているつもりでしたが、そういう訳にも行かなかったのでしょう。スポンサーへの大量の攻撃の呼びかけもあったと聞いています。関係各所に大変なご迷惑をおかけしてしまいました。




私は日本の最大の闇は「社会保障給付費」だと思っています。無駄は山ほどあるけれど、これほどのムダだらけの世界はないと。ここにメスを入れなければ、日本は早晩厳しい展開になると信じています。

が、そこにメスを入れるということは、一見すると「弱者切り捨て」と言われかねない状況になります。
でも、そこに「本当に弱者なのか?」「本当は弱者のふりをした卑怯者は混じっていないのか?」と訴えたかった。人様から預かっている税金。もっともっとしっかりしなければ、私はおかしいと信じています。

一人でも多くの方に…と煽り過ぎたタイトルをつけ、結果、多くの方に不快な思いをさせ、ニュースキャスターの仕事も失う結果となりました。楽しみにしてくださっていた多くの方々に、もう一度改めて心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。




ひとしきり落ち込みます。
そして、少し立ち止まって、自分を見つめ直します。
もっと勉強して成長できるように頑張ります。