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【大相撲】

白鵬、断食効果で160キロ→147キロ! 食生活変化「もう肉は脳にない」

2016年9月29日 紙面から

成田空港からモンゴルへ帰国した白鵬=成田空港で

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 右足親指などのけがで秋場所を全休した横綱白鵬(31)=宮城野=が、場所中に敢行した断食によって160キロ前後あった体重を147キロまで落としたことを明かした。

 28日、治療のため成田空港からモンゴルへ帰国する前に取材に応じた白鵬は「悪いところを全部きれいに取ったし、内からきれいにして頑張る」。断食した理由を「内弟子(十両の石浦と幕下の山口)が頑張ってますし、自分も何かを犠牲に、といったら大げさだけど、それが断食だった」と説明し、場所中の3日間だけ、ほんのわずかな水分だけで生活していたという。

 「食べまくって大きくして強くなるイメージだから、断食は頭になかった」が、実際にやってみると「内臓を休ませられるし、軽いし、肉は脳にない。食べたいと思わない。今は玄米。荷物の中に玄米があるよ」と、食生活も一変した。

 豪栄道の初優勝を「文句なし。よかった」と絶賛したが、九州場所ではそうはいかない。「13日目から体を動かしてる。きょうもてっぽうを1時間くらいやってきた」とすでに始動しており、「152、3キロでいい」と生まれ変わった姿で史上3人目の通算1000勝と38回目の優勝に挑む。 (岸本隆)

 

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