友田雄大
2016年9月29日17時37分
トヨタ自動車が強いハイブリッド車(HV)の売れ行きが、欧州と北米で明暗を分けている。ディーゼル車の不正があった独フォルクスワーゲン(VW)の地元、欧州では絶好調。一方の北米では原油安がHVの燃費性能を埋もれさせ、苦戦を強いられている。
トヨタは27日、HVの欧州での1~8月の販売が前年同期より45%多かったと発表した。販売台数は17万9千台で北米とほぼ並び、通年で北米を初めて上回る可能性も出てきた。
欧州の1~8月では、新型を出したプリウスが昨年の2倍の1万2千台超の売れ行き。小型車オーリスやSUVのRAV4も、HVタイプが最も人気だった。
トヨタ幹部が「急にHVが伸びた理由はよく分からない」と話すのに対し、ナカニシ自動車産業リサーチの中西孝樹氏は「昨年発覚したVWの不正の影響で、欧州で主流のディーゼルの競争力が落ちたのが一因」と分析する。
一方の北米では、ガソリン安で…
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朝日新聞国際報道部