エジプト 小学校に日本式の教育手法導入へ
k10010703581_201609230444_201609230445.mp4
社会の混乱が続いて教育が課題となっている中東・エジプトで、小学校に日本式の教育手法が導入されることになり、首都カイロで、日本の専門家を招いた教育セミナーが開かれました。
中東のエジプトでは、5年前に起きた民主化運動「アラブの春」のあと、社会の混乱や経済の低迷が続き、特に若者への教育が課題になっています。
こうした中、エジプト政府は、規律や協調性を重んじる人材の育成を強化しようと、ことしから各地の小学校に日本式の教育手法を導入していくことを決め、22日、首都カイロで日本の専門家を招いた教育セミナーを開きました。
セミナーでは、初等教育が専門の國學院大学の杉田洋教授が、教員が児童と対話しながら問題解決へと導いていく学級会の仕組みなど、日本式の教育手法について説明しました。
セミナーに参加した、教員の育成に携わる大学講師などは、授業時間が日本よりも少ないエジプトのカリキュラムに日本式の教育手法をどう反映させるかといった課題について意見を交換していました。
エジプト教育省の担当者は「押しつけではなく、教員の皆さんに納得してもらいながら導入を進めていきたい」と話していました。
エジプト政府は、JICA=国際協力機構の協力を得て、まずは12の小学校で日本式の教育手法の導入を進めることにしています。
こうした中、エジプト政府は、規律や協調性を重んじる人材の育成を強化しようと、ことしから各地の小学校に日本式の教育手法を導入していくことを決め、22日、首都カイロで日本の専門家を招いた教育セミナーを開きました。
セミナーでは、初等教育が専門の國學院大学の杉田洋教授が、教員が児童と対話しながら問題解決へと導いていく学級会の仕組みなど、日本式の教育手法について説明しました。
セミナーに参加した、教員の育成に携わる大学講師などは、授業時間が日本よりも少ないエジプトのカリキュラムに日本式の教育手法をどう反映させるかといった課題について意見を交換していました。
エジプト教育省の担当者は「押しつけではなく、教員の皆さんに納得してもらいながら導入を進めていきたい」と話していました。
エジプト政府は、JICA=国際協力機構の協力を得て、まずは12の小学校で日本式の教育手法の導入を進めることにしています。