スマホで自動運転の車を配車 シンガポールで実験へ
自動運転の開発を進めているアメリカのベンチャー企業は、スマートフォンを使った配車サービスを手がける企業と提携してシンガポールで実証実験を行うと発表し、自動運転をめぐる競争が激しさを増しています。
アメリカのベンチャー企業「ヌートノミー」は先月、シンガポール中部の商業地区の全長およそ6キロの公道で自動運転の実証実験を始めました。
実証実験では、これまで招待客のみが試乗することができましたが、会社は23日に記者会見し、配車サービスを手がける企業と提携し、スマートフォンのアプリを使って車両をタクシーとして呼ぶことができるサービスを来週から始めると発表しました。サービスは無料で利用できますが、移動は実証実験が行われている地区内やその周辺に限るほか、安全を確保するため技術者2人が乗車するということです。
ヌートノミーはシンガポールで2年後の2018年にこのサービスの実用化を目指していて、創業者のイアグネマ氏は「一般の利用者にも実証実験に参加してもらうことで、貴重な情報を得ることができる」と述べ、提携に期待を示しました。
自動運転をめぐっては、スマートフォンを使った配車サービスを世界各地で展開するアメリカの「ウーバー」も開発を進めていて、競争が激しさを増しています。
実証実験では、これまで招待客のみが試乗することができましたが、会社は23日に記者会見し、配車サービスを手がける企業と提携し、スマートフォンのアプリを使って車両をタクシーとして呼ぶことができるサービスを来週から始めると発表しました。サービスは無料で利用できますが、移動は実証実験が行われている地区内やその周辺に限るほか、安全を確保するため技術者2人が乗車するということです。
ヌートノミーはシンガポールで2年後の2018年にこのサービスの実用化を目指していて、創業者のイアグネマ氏は「一般の利用者にも実証実験に参加してもらうことで、貴重な情報を得ることができる」と述べ、提携に期待を示しました。
自動運転をめぐっては、スマートフォンを使った配車サービスを世界各地で展開するアメリカの「ウーバー」も開発を進めていて、競争が激しさを増しています。