振付師、いやコリオグラファーと言うべきか、尊敬するというか、本当お世話になった方は、石川ゆみ先生と夏まゆみ先生。

それぞれももクロ、モー娘。の振付を担当された方だ。
僕は『かんなぎ』、『私の優しくない先輩』で、それぞれお世話になっている。
絶対的な二人だ。


しかしそんな偉人達を前にして、今一番熱いのは、MIKIKO先生だろう。
リオ五輪閉会式のダンスパートを担当した、旬の人だ。


それにも増して、PerfumeとBABYMETALの振付を両方やっているのだから、これは凄い。


振付は楽曲ありきの部分もあるから、どこまで個性を発揮できるかは難しいところもあるが、しかしこのお三方は個性的だ。

パロディも織り交ぜて明るく開放的な石川先生、指先足先まで緊張感を持たせる大胆で芸術的な夏先生、そしてMIKIKO先生は、緻密さと理知性だろう。

Perfumeの裏拍までとことん韻を踏む計算し尽されたダンス、BABYMETALの少女性を強調した小悪魔的な乱舞、それは時代の最先端と呼ぶに相応しいものだ。
デジタル的、数理的と言ってもいい。
だから初音ミクとか合うんじゃないかな?


しかしそれにしても、PerfumeとBABYMETALの振付が同じ人だと知った時は驚愕した。
まだまだとんでもない才能はいるものだ。


どこかでお仕事できなかなぁ。