そう言えばもうやってたんですね。
アレクセイ・ゲルマン『神々のたそがれ』。
忘れてた。
こんな記事を見つけた。
「神々のたそがれ【連載】田中泰延のエンタメ新党」
「では、人間がわざわざ何かを創って、エンタテインメントではないもの、まぁ、アートとか芸術とか呼んでもいいとおもいます、
それはなんでしょう。
それは、人間をいちど、不快にするものです。ほんとうのことを見せつけ、苦悩の淵にたたせ、絶望を味あわせ、あるときは退屈にさせ、眠くさせ、耐え難い現実を突きつけ、逃げたくさせ、わかっているけど忘れたいことをわざわざ言う、そういうものです。」
ちょっと今、人間ってやつは、快楽ばかりを欲するというのか、過度のビビりというのか、自分の予想できる範囲内だけで、世界に期待しすぎだと思うの。
カントの『判断力批判』を出すまでもなく、それでは人間が、ますます弱くなっていってしまうと思うの。
僕らは外界の「刺激」に対する恐怖を、恐怖があるのはしょうがないんだけど、いつかどこかで我慢し、克服する必要があると思う。
それが生命であり、人生なのだから。
すっごく解りやすい、軽めの例で言えば、生うどんだ。
これにビビっている人間が、まともに生きていけると思うか?
さっそくDVD取り寄せよう。