macOS 10.12 SierraでBluetoothの「apt-X」オーディオコーデックを有効にする方法は以下の通り。
OS X/macOSでは古くからBluetoothデバイスがサポートされていますが、現在のところオーディオコーデックについてはSBC/AACがデフォルトになっており、Sierraでもこれは変わっていませんが、AppleはMavericksの頃から「aptX」を有効にするオプションをBluetooth Explorerに付けています。
ですので、Sierraでapt-Xコーデックを利用したい場合は上図のように「Hardware IO Tools」をダウンロード(要Developer ID)し、Bluetooth Explorerアプリの[Tools]メニュー→[Audio Options…]→ 「☑Force use of aptX」オプションをONにし、apt-X対応のBluetoothヘッドホンやイヤホンをペアリングすることで利用できます。
おまけ
Appleは10月下旬に独自のW1チップを搭載したワイヤレスイヤホン「AirPods」を発売しますが、このイヤホンはBluetooth接続のため「apt-X対応なのかな?」と思い確認してみたところ、iOSデバイス標準のAACオーディオに対応しているそうです。
豊かで質の高いAACオーディオに対応するAirPodsは、音楽や映画などの様々なサウンドを、本格的な響きであなたの耳に届けます。通話やSiriに話しかける場合など、あなたの声を聴かせたい時には、デュアルビームフォーミングマイクロフォンが周囲のノイズを取り除きます。
AirPods – Apple(日本)