「機械学習基本技能習得プログラム」のご案内

主催:京都工芸繊維大学

演習・講義担当:荒木 雅弘

本プログラムのあらまし

目的

機械学習を要素技術としてもつ製品やサービスの設計・実装・評価ができる技術者の育成を目的とします。

対象

機械学習を体系的に勉強した経験がない技術者やプログラマが主たる対象です。

内容

本プログラムの前半では、パターン認識について学びます。パターン認識の学習を通じて、機械学習における基本問題である「識別」についての理解を深めます。また、本プログラムの後半では、教師なし学習や深層学習を含むより高いレベルの機械学習技術について学びます。

目標

利用可能なデータの種類・量・品質に応じて、機械学習を要素技術としてもつ製品やサービスを適切に設計できるようになること、および数式処理ソフトScilabを使った小規模な機械学習プログラム作成およびデータマイニングソフトWekaやPythonの機械学習ライブラリScikit-learnを用いた一定規模の機械学習システム構築が行えるようになることを目指します。

開催概要

  • 講義日時:2016/10/11(火)~2017/2/3(金) 火・金 17:50~21:00
    • 休講日: 12/23(金・祝), 27(火), 30(金), 1/3(火)
  • 場所:京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス ■交通アクセス■
  • 注意:ノートパソコンの持参を推奨します
  • 講習を履修しレポート試験に合格された方には、本学発行の履修証明書を交付します。(参考:大学の履修証明制度について(文部科学省HP))

スケジュール 

  • 2016/10/11~11/29:パターン認識実践/パターン認識入門
  • 2016/12/2~2017/2/3:機械学習実践/機械学習入門

各回は演習科目(17:50~19:20)と講義科目(19:30~21:00)の組み合わせ。講義時間で身に付けた内容を次回の演習時間で確認することで、より確かな知識の定着を目指します。

教科書

本プログラムの対象は機械学習の初学者です。それぞれの教科書の内容見本(特に第1章)をご覧のうえ、ご自身の要求されるレベルに合っていることを確認してから受講申込をしてください。

フリーソフトでつくる音声認識システム

前半はパターン認識の基礎、後半はフリーソフトHTK, Palmkit, Juliusを使って音声認識の要素技術を解説。10刷

第1章を読む

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フリーソフトではじめる機械学習入門

機械学習の基本的な手法を広く、浅く解説。データマイニングソフトWekaを使って、一通りのことができるまでを目指す。5刷

第1章を読む

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公開スライドのページ

受講申込

受講申込書に必要事項を記入のうえ、最終学歴を証明する書類(卒業証明書または卒業証書の写し)を添えて、下記宛先に郵送してください。なお、受講が許可されるまでは、受講料は振り込まないでください。

  • 宛先:〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
         京都工芸繊維大学 学務課 学務企画係
  • 締切:2016年9月30日(金) 必着

受講申込書 (MS-Wordファイル)

問合せ先

「17:50には間に合いそうもないのだけど」、「何回か欠席しても大丈夫か」、「数学はすっかり忘れてしまっている」など、ご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。