毎日の習慣である歯磨き。磨き方はもちろん大事ですが、歯ブラシの選び方を間違うと全く意味がなくなってしまいます。歯ブラシにはいろいろな商品が出ていますが、それぞれがよく考えられている製品なので、何を選んでいいのか分からなくなることもあるかと思います。
そんなときには、歯医者さんに聞いてみると、選んではいけない歯ブラシの特徴がわかってきます。
そこで、歯科医が絶対に選ばない歯ブラシのポイントをご紹介します。
おすすめしない歯ブラシとは
1.毛先が山切りになっている
毛先の寝にくさは、歯ブラシ選びで重要なポイントになります。山切りになっている歯ブラシは一般的に毛先が寝やすく、歯磨きの効率が下がってしまいます。
歯間の清掃は山切りの歯ブラシではなく、フロスや歯間ブラシを使うようにしましょう。
2.毛先が細くなっている
毛先の細くなっている歯ブラシも毛先が寝やすく、肝心の歯の表面に付着した歯垢を落としにくいというデメリットがあります。
歯周ポケットを磨くという謳い文句で毛先が細くなっている歯ブラシが売られているのですが、深くなった歯周ポケットでは、毛先が細くなっている歯ブラシでは内部のプラークや歯石を、落とすことができない恐れがあります。
3.「やわらかめ」の歯ブラシ
歯ブラシにはかため・ふつう・やわらかめなど、いろいろな硬さが用意されていますが、柔らかい歯ブラシは毛先が寝やすいので磨きにくくなります。
また、プラークを落とすには硬い歯ブラシが最適といわれていますが、磨く力の強過ぎる人は、歯茎を傷付けてしまう恐れがあります。そのため、普通の硬さを選ぶのがおすすめなのです。
歯科医がおすすめする歯ブラシとは?
それでは、歯科医師が選ぶ歯ブラシとはどのようなものなのでしょうか?
1.ナイロン製の3列ブラシ
2.断面は平ら
3.硬さは普通
4.小回りの利く小さめ
つまり、普通の小さめの歯ブラシが、普段使いにちょうど良いそうです。