東京メトロの社員 落とし物から15万円着服か

東京メトロの社員 落とし物から15万円着服か
東京メトロの女性社員が、落とし物の財布などから現金およそ15万円を抜き出して着服していたことがわかり、東京メトロは警察に通報することにしています。
東京メトロによりますと、東京メトロ半蔵門線の錦糸町駅に勤務する21歳の女性社員が、今月1日と26日の2回にわたり、落とし物の財布などから現金合わせておよそ15万円を抜き出して着服しました。
上司などが落とし物の確認作業を行ったところ、財布などがなくなっていることに気付き、判明したということです。
女性社員は、ことし4月に入社し、7月から錦糸町駅に配属されていたということで、会社の調査に対し「生活費に充てるためだった」と話しているということです。
東京メトロは、今後、警察に通報するとともに、落とし物の保管場所にセキュリティカメラの設置するなどして、再発防止を図るとしています。東京メトロは「鉄道会社の社員としてあるまじき行為であり、ご迷惑おかけしたことを深くおわびしたい。再発防止を徹底したい」とコメントしています。