■国慶節連休に備える小売業界
27日午後、ソウルの繁華街・明洞のデパートや免税店、化粧品店では、中国人客を歓迎する中国語の立て看板が目に付いた。化粧品店の前で呼び込みをしていた店員たちは「今でも中国人客は多いが、週末からはそれこそなだれ込んでくるはず。覚悟している」と話した。
明洞エリアにあるロッテデパートは中国人の注目を集めるため、来月1日からファッションビル・ロッテヤングプラザ明洞店のスカイガーデンで映画「スター・ウォーズ」のキャラクターを模した高さ8メートルの展示施設を運営する。また、明洞の新世界デパートに入る新世界免税店は中国で人気の高い韓国の歌手、G-DRAGONの超大型写真をデパートの壁面に掲げている。
ロッテデパートの関係者は「旧正月や中秋節など両国の祝日が重なるときは、ここは上海かと思うくらい中国人の客が多い。中国人に人気のバッグやサングラス、ファッションなどが後になって韓国人客の関心を集め、売り上げが急成長したケースが少なくない」と語った。明洞の主なビジネスホテルは中国人客の影響で、国慶節連休中の稼働率が普段より20ポイント高い90%に跳ね上がり、うれしい悲鳴を上げている。
明洞の化粧品店は、国慶節連休に働く中国語のできるアルバイトを必死でかき集めている。化粧品ブランド「アリタウム」の明洞店は、店舗の2階に中国人客専用ラウンジを設けた。一度に数十万ウォン(数万円)分の化粧品を買っていく中国人を接客するための特別な場所だ。税金払い戻し機2台を設置し、1階で化粧品を買った客が税金のキャッシュバックを受けられるようにした。旅行ガイドや通訳のサービスも提供する。