天野彩、国吉美香
2016年9月28日23時37分
入院患者2人が相次いで死亡する事件が起きた大口病院は「当分の間」として、外来診療を取りやめ、入院患者のケアに専念している。女性職員の一人は28日、「私たちも精神的に参っている。何よりも患者さんに迷惑になっているのではと心配です」と話した。
女性によると、高橋洋一院長からは「身を引き締めて仕事に臨むように」と話があったという。「どういうつもりで犯人がやったのかわからないけれど、職員は心を痛めている」と話した。
病院幹部によると、苦情の電話が一晩に50件ほどにのぼった日もあったという。「『とんでもない病院だ』『人殺し!』と電話口で叫ばれ、職員が憔悴(しょうすい)している。異常事態だ」と自らも疲れた様子で漏らした。(天野彩、国吉美香)
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朝日新聞社会部
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