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フィンランドでスマブラの世界王者を目指すブログ

国際結婚した31歳多重債務者が移住先フィンランドでアフィリエイトとスマブラをがんばります(๑•̀ㅂ•́)و✧



日本の矮小なe-Sports業界は、2020年東京オリンピックを機に激変する。

e-Sports スマブラ
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画像はリオデジャネイロオリンピック閉会式より

 

こんにちは、自称スマブラDX元世界王者の
CaptainJack(詳細プロフィール & Twitter)です。

「e-Sports」。「プロゲーマー」。
今までこの言葉を聞いたことありましたか?

e-SportsとはElectronic Sportsの略で、
テレビゲームやPCゲームを用いた競技のこと。
プロゲーマーとは、そのプロ選手です。

アメリカ・中国・韓国などでは
特に盛り上がっているe-Sportsですが、
日本ではまだまだ認知度もプロの数も少なく、
盛り上がっているとは言いがたい状況にあります。

当記事では、日本のe-Sportsが抱える問題と、
その全てを変える可能性のある
東京オリンピックについて考えたいと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

日本人にはプロゲーマーが少ない

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梅原大吾氏。日本人初のプロ格闘ゲーマー。

まず前提として、
日本人のプロゲーマーは他国に比べて圧倒的に少ないです。

NAVERまとめに日本人プロゲーマー一覧がありましたが、
掲載されている全てのプレイヤーを合わせても20名あまり

「2011年から1年間のプロ契約」というケースでも掲載がありましたので
本日時点での正確な数を表しているとは思いませんが、
おそらく大幅なブレはないでしょう。

プロが数十人。

これは業界として非常に小さいと言わざるをえません。 

 

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日本における「ゲーム=遊び」という古来からの認識

これは感覚的にわかりますよね。

ゲーム=遊びという認識。

小さい頃、「ゲームは1日1時間」とか言われませんでした?

 

最近ゲームの専門学校が開講され話題になりましたが、
これもネット上で大変な批判がありました。

個人的には学校に通ってプロゲーマーになる方法を学ぶのが
プロ化への最も効率的なアプローチとは思いませんが、
彼らの批判には「たかがゲームに学校?」的な
ニュアンスが含まれていたように思います。

日本はゲームのみならずエンターテイメントの分野で
(特にアメリカに)遅れを取っており、
2000年前半に漫画市場がハリウッドの映画市場の
規模を抜いて10年以上経過する現在でも
ゲームが子どもの遊び扱いされている現状は悲しく思います。

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巨額の賞金付き大会の開催が法的に許されていない

先日、消費者庁が
「e-Sportsの大会の賞金上限上限を10万円にする」
と発表して話題になりました。

ゲームの大会は賭博法、風営法などが絡んでくるため、
特に賞金に対しては昔からかなりシビアです。

しかし、上限10万円というのは
プレイされるゲームタイトルのメーカー自身が
賞金を拠出する場合であり、
第三者であるスポンサーが賞金を出す場合は
その範疇に当てはまらないようです。

しかし、本当にそうなのであれば、
すでに日本で賞金が10万円を超える大会が
多数開催されていてもおかしくない。

実際はそうはなっていないため、
正直この辺りはまだ真偽のほどはよくわかりません。

【悲報】消費者庁「eスポーツの大会の賞金上限は10万円までにします」

 

賞金の存在は重要です。

人は生活費を稼いで生きていかなければなりませんから、
大会に賞金がないとやはりそれは趣味の範疇にとどまり、
ゲームで食べていくことはできません。

となると、必然的に他に生活のために仕事をする必要が生まれ、
練習時間の確保が難しくなります。

そうすると結果を出せるまでに時間がかかり、
スポンサーが付くのに時間がかかってしまいます。

それでもスポンサーが付けば御の字。

スポンサーがつくことなく、
ゲーム自体を止めてしまうプレイヤーの方が多いです。

 

しかし、東京オリンピックで全てが変わる可能性がある

ここまでは悲しい現実をお話ししてきましたが、
東京オリンピックが全てを変える可能性があります。

はて、それは一体どういうことか?

みなさん、2016年8月に開催された
リオデジャネイロオリンピック閉会式の
「安倍マリオ」を覚えていますか?

 

動画を見れない人のためのハイライトf:id:captainjacksan:20160928003121p:plain

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いかがですか?

僕はリアルタイムでは見れなかったんですが、
YouTubeで見て鳥肌が立ち、泣きそうになりました。

その理由は、 このTweetに集約されています。

 

オリンピックの閉会式という大舞台で
世界を巻き込み興奮の坩堝にする
マリオやドラえもんというキャラクター・・

なんて素晴らしいんでしょうか。
もはや存在が尊いレベル。
筆舌に尽くしがたいです。

この演出を可能にした椎名林檎をはじめとするキャストたち、
GOサインを出した名も知れぬ官僚たち、
マリオに扮した安倍首相、全てが感動的です。

同Tweetは大変話題になり、
多数のコメントが寄せられました。

 

 

楽しくて、平和で、
そして世界中を感動と興奮の渦に巻き込める
これだけ強力なコンテンツを持つ国は、
世界広しといえどもおそらく日本だけ。

この映像への海外からのコメントや
ネットの反応を見ればそれは明らかであり、
アニメ・ゲームのコンテンツの力はそれだけ強力です。

 

ポケモンと鉄拳の合作、『ポッ拳』のプレイ動画。

 

そこで、本題はタイトルに戻ります。

「日本の窮屈なe-Sports業界を変えるのは、
2020東京オリンピックにおいて他にない。」

オリンピックの舞台でこれだけの
センセーションを巻き起こした「安倍マリオ」。
任天堂や日本の壁を超え、世界のゲームを代表するキャラクターです。

そんなキャラクターを使ったe-Sportsが盛り上がらないはずがなく、
国策として打ち出しているCool Japanの方針とも一致します。

東京オリンピックの演出も椎名林檎をはじめとする
リオのスタッフが担当することになるでしょうし、
リオ閉会式PVの反響から考えれば、
ゲームキャラクターはほぼ間違いなく入れてくるはず。

リオではなぜポケモンが出演しなかったのかという話もあり、
日本が生み出した値千金の世界的キャラクターたちを
起用した「安倍マリオ」路線を踏襲してくるのは自然な流れです。

 

余談になりますが、
ストリートファイターシリーズで有名な
美人中国人ファイター、春麗。

なんと、世界で初めてゲームキャラクターとして切手化

1999年には、中央アフリカ共和国で発行された切手のデザインになった。ゲームのキャラクターが切手のデザインになったのは、世界でも初めてのことである。

春麗 - Wikipedia

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(画像は春麗切手からお借り) 

出演作のストリートファイターシリーズは
格闘ゲームの祭典EVOの競技種目中一番人気を誇る
超有名タイトル。

 

また、春麗といえばウメハラさんの背水の逆転劇でも有名ですね。
(やられる方ですが 笑)


なお、主人公のリュウは、
スマブラにもスペシャルゲストとして参戦しています。

 

現状ではe-Sportsの大会に大きな賞金を
設定するための法整備が遅れていたとしても、
これからCool Japanの流れを汲んだ
e-Sports振興の動きが起こってもおかしくない。

世界からあれだけ注目された「安倍マリオ」の
コンテンツパワーを利用しなくていいのか?
間違いなくこのタイミングで積極的に取り組むべきです。

法改正の妨げとなる頭の固いおっさんたちを
説得してくれるのは、海外を味方につけた世論であり、
リオの「安倍マリオ」ではその可能性が見えました。

2020年東京オリンピックまでにe-Sportsを取り巻く環境は
どのくらい変わっているのか?

まずは本場ラスベガスと同等のものを作り上げると宣言された、
格闘ゲームの世界的祭典、EVO JAPAN(2018年1月)を楽しみに。

みなさんと現地でお会いできるのを楽しみにしています。

 

 

おまけ

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