腎臓は体の中の余分な水分、老廃物を尿(おしっこ)として体の外へ出す働きをしています。この働きが悪くなった状態を腎不全といい、その程度が高度になると腎臓の働きを代替えするために透析療法が必要となります。
腎臓病は、
腎臓病は、
- 腎不全になる前の状態
- 腎不全でも透析療法は必要ではない状態
- 透析療法が必要な状態
1.腎不全になる前の状態
蛋白尿や血尿だけが症状で、糸球体という腎臓の最小構成単位が障害されている腎炎という状態です。
この時期は"腎不全にならない"ことを目的に主に薬物治療(病気の程度に応じていろいろな薬が使われます)で腎炎の治療をしています。
この時期は"腎不全にならない"ことを目的に主に薬物治療(病気の程度に応じていろいろな薬が使われます)で腎炎の治療をしています。
2.腎不全でも透析療法は必要ではない状態
この時期は"腎臓に負担をかけないこと"が重要です。塩分、水分を余分にとらない、老廃物の元であるタンパク質を制限する、などの食事制限で腎臓の仕事量を少なくしています。同時に腎臓の負担を軽くする薬の投与も行い治療を行っています。
3.透析療法が必要な状態
精神的、肉体的な負担が少なく、出来る限り快適に透析ライフが送れることを目標に透析医療に取り組んでいます。
透析療法には血液透析と腹膜透析があり、 それぞれに長所、短所があります。肉体的、精神的、社会的状態に応じてそれぞれの長所を十分に生かせるような治療を行っています。
透析療法には血液透析と腹膜透析があり、 それぞれに長所、短所があります。肉体的、精神的、社会的状態に応じてそれぞれの長所を十分に生かせるような治療を行っています。
新規透析導入患者 | シャント手術 | |
---|---|---|
平成17年度 | 26人 | 44件 |
平成18年度 | 40人 | 48件 |
平成19年度 | 47人 | 59件 |
平成20年度 | 40人 | 63件 |
平成21年度 | 55人 | 81件 |
平成22年度 | 33人 | 61件 |
平成23年度 | 34人 | 48件 |
平成24年度 | 43人 | 61件 |
平成25年度 | 41人 | 55件 |
名前 | 職名 | 出身大学 | 取得年 | 学会資格等 |
---|---|---|---|---|
古谷 隆一 | 副病院長 兼 腎臓内科部長 兼 腎センター長 | 浜松医大 | 昭和59年 | 日本透析医学会指導医、専門医 日本透析医学会評議員 日本腎臓学会学術評議員 日本内科学会指導医、認定医 |
深澤 洋敬 | 腎臓内科部長 | 宮崎医大 | 平成6年 | 日本透析医学会指導医、専門医 日本腎臓学会指導医、専門医 日本内科学会専門医、認定医 |
松山 貴司 | 医師 | 浜松医大 | 平成22年 | 日本内科学会認定内科医 |
丹羽 弘喜 | 医師 | 群馬大 | 平成23年 | 日本内科学会認定 内科医 |
金子 真以 | 医師 | 富山大 | 平成24年 | 日本内科学会認定 内科医 |
石淵 絹人 | 医師 | 浜松医大 | 平成26年 | - |
診療科責任者:古谷 隆一
- 日本透析医学会認定施設
- 日本腎臓学会認定施設