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ゲーム世界一「虚偽でした」 掲載2紙おわび

上毛新聞がニュースサイトに掲載したおわび

 コンピューターゲームの世界大会で優勝したとして、その「偉業」をたたえる記事が一部の新聞(27日朝刊)に掲載された群馬県太田市の臨時職員の男性(23)が一転、「虚偽でした」と告白した。掲載したのは朝日新聞社と同県の上毛新聞社で、28日朝刊でおわび記事を掲載した。

 市によると、男性から報告を受けた市幹部が「こんなすごい職員がいる」として、26日に記者会見を市役所で開催。男性は今月20、21の両日にフランスであったゲームの世界大会に参加し、格闘ゲーム「ギルティギア」と「ブレイブルー」の2部門を制したと語った。実際にゲームのコントローラーを操作しながら「2回戦で敗れたが、敗者復活戦を勝ち、決勝で米国選手を破った」などと詳述。笑顔で撮影に応じたが、「記事の扱いは小さめに」と注文していた。

 2紙が27日朝刊で報じると、ゲーム関係者から「うそでは」との指摘があり、市が男性に確認したところ、事実無根だったことが判明。渡仏するとして休暇を取りながら行っておらず、「引くに引けなくなってしまった」という。大会は実在するが、今月は開かれていなかった。【阿相久志】

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