おしえて139  投稿者 イソやんさん
 金額の読み方のなぞです。
 買い物をしてお金を出す時、千円札一枚だと「せんえん」一万円札一枚だと「いちまんえん」・・・「まんえん」とはいわない??
 しかし、一万円札千枚だと「いっせんまんえん」どうして「せんまんえん」じゃないのか??
逆に百万円は「いっひゃくまんえん」とはいわないのか??
katopyonさん

そろばん(読上算)を前にやっていて知っているのですが、
千円「せんえん」を「いっせんえん」と読むと1銭円という意味になるそうです。
ただしこれは例外で、普通は「いっ」をつけます。
だから、万円ではなく一万円となるわけです。
ちなみに、「いっぴゃくまんえん」という使い方は、
小切手を使われている方には常識です。
例えば、1301111円は、壱百参拾萬一千一百一十一円となります。
(この場合、千円も一千円となります)これは、たとえば
百万とあると前に2を書けば二百万になってしまうからです。

くろぅさん

現在の通貨単位は円だけですから、どうしてこのような数え方をするのかという
ことを理解するには、数字部分の数え方を考えればよいわけです。
貨幣や紙幣の種類(1円玉とか100円玉、千円札など)を
考えるとかえって混乱します。

日本語の数字の数え方がそっくり使われているのです。
当然あとに円が続くわけですから、読み上げ方の中には語勢で文字が
脱落または撥音に変化している場合もありますが、基本的には同じです

たとえば4円を「よえん」40円を「よんじゅうえん」8円を「はちえん」
800円を「はっぴゃくえん」など。

疑問の「まんえん」とは言わないということについては、
9999のつぎは「まん」ではなく「いちまん」ですね。
次に「せん(まん)えん」ですが、これも同様です。
「いっせん(まん)」という数え方は語勢を整えているに過ぎません。
あとにまだ数がある場合、「せんはっぴゃく(まん)えん」などという言い方もします。

「いっひゃく(まん)えん」は99の次を「ひゃく」ということから理解できます。
ただ、慣例で、確実に伝えたい場合には「いっぴゃく」と強調する
業種もあるようで(金融など)、これは例外です。

Tsuneさん

これは、日本の位取り記数法によるものだと思います。
お金に限らず、数字を数える場合すべてに適用されるのですが、
4桁の区切りになっているのです。
「一、十、百、千」これを基準に「万、億、兆、京」と位が上がっていきます。
例;一万、十万、百万、千万、一億、十億、百億、千億・・・。

 ここで、なぜ、1000万円を「せんまんえん」と呼ばず
「いっせんまんえん」と呼ぶかなんですが、語呂が良いからだと思います。
(千だけが例外的に扱われます。)

 ちなみに、英語では、区切りは3桁で、千は「thousand」、百万は、「million」、
10億は「billion」という風になっていきます。
数字を記入する際に三桁ごとに「,」を入れるのは、
この記数法を採用しているためです。

 (日本でも決算発表など大きな数字を扱う場合に単位に
「百万円」を使って五千万円を50百万円などと、
英語的な記数法を用いることがあります。)

チャックさん

一、十、百、千と違い、万は1万,10万、100万、1000万と単位が分かれるので、
違いを明確にするために10000を「いちまん」言う習慣ができた。
 いっせんまん、ひゃくまんは、日本語で読んだときの語感のいい物が
使われるようになったと思われます

iammyさん

御金自体に書いてありますね.「いち」がつくのは一万円だけ.
10円玉→「十円」  100円玉→「百円」
1000円札→「千円」 10000円札→「壱万円」
数字の一般的な話として,十・百・千は使用頻度が高いので省略形が
定着したのでしょう.万は昔から庶民には縁が薄いため(涙),和語で
「よろず」と読まれ不特定多数の意味に使われていたりします(^^;).

babycさん

単に言い回しの善し悪し。

てるりんさん

語呂が悪いか良いかによります。

萬谷毅さん

国語学者の金田一京助氏がそう決めました。

これ、いい疑問なのですが、いまだに、こんがらがっちゃいます。(さっちゃん)
正答者の方々(7名)です。ありがとうございます。
katopyonさん・くろぅさん・Tsuneさん・チャックさん・
iammyさん・babycさん・てるりんさん・萬谷毅さん(^。^)



[ホームへ]