○ 楽園の巫女
博麗　霊夢（はくれい　れいむ）
Hakurei Reimu

種族：人間
能力：主に空を飛ぶ程度の能力

毎度お馴染みの巫女さん。博麗神社の巫女さん。

梅雨が終わらない異変を解決するべく、
天界の一つである「雨の源泉」を目指す。

地底での戦いや月での戦いなどの、
難行苦行な今までの冒険からしたら、
梅雨を長引かせる異変くらいの解決は、
至極簡単なものに見えるだろう。

が、それも装備が万全であるならばだ。
過剰な湿気により、お札は気軽に使えなくなってしまった。
こうなったからには、普段は使わぬ
慣れない光線を携えるしかない。

装備の不調に加えて、「それ」単体だけで、
異変解決が雨夜の月ともなりかねない
強大な脅威が迫っていることに、
マイペースな巫女さんは気付いていなかった。

○普通の魔法使い
霧雨　魔理沙（きりさめ　まりさ）
Kirisame Marisa

種族：人間
能力：魔法を使う程度の能力

幻想郷に住む、普通な魔法使い。蒐集癖を持つ。

グリモアが湿気で駄目になってしまう前に、
梅雨を長引かせている元凶を急いで倒さねば。

だが、雨が降りしきる今回の冒険は、
彼女にとっても厳しいものになっている。
火力が売りのミニ八卦炉も、湿気には弱い。
いつもの相棒が、今回の異変では力不足なのだ。

そこで彼女は、久々に古の装備を取り出した。
飛び回るビットを宇宙儀に見立てたあの装備を。
実は人から譲り受けた装備だったりするので、
この機に埃を払ってやれば、
もとの持ち主も浮かばれるに違いない。

○小人の末裔
少名 針妙丸（すくな しんみょうまる）
Sukuna Shinmyoumaru

種族：小人
能力：打ち出の小槌を扱う程度の能力

一寸法師の末裔である。
打ち出の小槌を使う事が出来る。

一度は天邪鬼と共に幻想郷に異変を巻き起こしたが、
博麗の巫女らによってその異変は鎮圧された。
その後、天邪鬼に利用されていたことが判明し戦意喪失。
小槌の魔力を回収しきるまで博麗神社に滞在したのち、
現在はもといた輝針城へと居を移している。

天邪鬼に聞かされた歴史が嘘のものであると分かった時から、
彼女の中である一つの興味が湧き起こっていた。

小人族の歴史の正史とはいったいどんなものだったのだろう。

彼女は幻想郷中を回り、小人族に関する情報を集めた。
時には、外界から接触してきた変態にも
渋々付き合って情報を聞き出した。
そして彼女は、祖先である初代一寸法師の存在と
その輝かしい功績を知る。

私もご先祖様のような活躍がしたい！

初代一寸法師を尊敬し、常々そう意気込んでいた彼女は、
霊夢よりも素早い梅雨異変の解決を目指すことにした。