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【芸能・社会】

秋元康×松浦エイベックス社長 初タッグで劇団結成へ

2016年9月28日 紙面から

 AKB48グループの総合プロデューサー、秋元康さん(58)が、エンターテインメント企業「エイベックス・グループ・ホールディングス」の松浦勝人社長(51)と初タッグを組み、劇団を旗揚げすることになった。

 秋元さんは「旧来から親交があった松浦勝人から、新しいプロジェクトの依頼があり、2人で話し合った結果、劇団をつくろうという話になりました。性別を問わず15歳以上の役者志望の方々を全国から募集し、『やってみなきゃわからない』という挑戦的な気持ちをコンセプトに劇団を発足いたします」とし、AKB同様に一般からオーディションで劇団員を選ぶ意向を示した。

 28日から10月上旬まで特設サイト(http://avex-audition.jp/gekidan)で募集を開始。対象は15歳以上(上限なし)の男女。ウェブ応募の1次審査に次いで2次審査の面接では、ビジュアルや演技力、キャラクターなどを総合的に評価する。11月下旬に秋元さんや松浦社長らが最終審査に立ち会い、12月に合格者を発表する見込みだ。

 合格者はエイベックスに所属してけいこを重ね、秋元さんのオリジナル脚本・演出のもと演劇や歌、ダンスを中心とする劇団を結成。来年2〜3月に東京都内の劇場で最初の公演を行う。公演は秋元さんの単独プロデュースとなり、松浦社長は劇団の土壌を固める“補佐役”となる。

 20年来の付き合いという2人。おニャン子クラブをはじめAKBグループと、そのライバルである乃木坂46、欅坂46らを輩出し、番組の企画構成やドラマの脚本までもこなす剛腕プロデューサーと、かつて無名だった浜崎あゆみや安室奈美恵らをブレークに導き、近年では男女7人組グループ「AAA」らのプロデュースを手掛ける音楽界のカリスマが、劇団という新たなフィールドでどのような化学反応を起こすのか?

 関係者は「今までに見たことのないエンターテインメントの形が誕生するかと思います」と期待を寄せている。

 

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