今月初めに新聞各紙で一斉に報道されましたが、匿名による告発を受けて東京大学の複数の研究室で不正疑惑が持ち上がり、現在予備調査がされています。
東大:医学論文に不正疑惑 4研究室対象、本部が予備調査 - 毎日新聞 2016/09/01
http://mainichi.jp/articles/20160901/k00/00m/040/177000c
論文不正調査、22本に広がる 東大 :日本経済新聞 2016/09/05
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO06910140V00C16A9CR8000
東大論文、別の11本にも不正疑い、予備調査開始:朝日新聞デジタル2016/09/05
http://www.asahi.com/articles/ASJ956WZ6J95UBQU009.html
本調査が開始されるかまだ不確定ですが、STAP騒動で有名な元東大特任教授の上昌広氏によると、完全アウトな不正だとのことです。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47797
新聞各社の報道では、匿名による告発があり予備調査に入ったという大学本部の発表と自社に送られてきた告発文を基にした報道があるのみで、識者・専門家に取材してコメントを取っているメディアは見当たりません。また、NHKでは報道自体がまったくされていないようです。STAP騒動では上昌広氏はマスコミに引っ張りだこでしたが、今回の不正問題についてはマイナーなネットメディアに記事が載っているのみです。
科学の最高権威東京大学で起きた論文不正問題については、しっかりとした本調査を期待したいところですが、この不正疑惑に関して今までのところネット上でもあまり目立った議論は見当たりません。科学ジャーナリストや研究者達の反応が、同じように匿名告発から始まったSTAP細胞論文不正問題の狂騒とこれほど違うのは一体どういうことなのでしょうか。
STAP騒動初期からマスコミと研究者社会の問題を取り上げている「DORAのブログ」に今回の不正告発に関する詳しい記事がありますが、その中でDORA氏はこう書いています。
http://blogs.yahoo.co.jp/nx3262p0yz057j/folder/79935.html
「小保方氏の論文不正に対しては、場外乱闘も何でもありで、あれほど喧しく騒ぎ立てたマスコミも、この件に関してはいたって静かである。しっかし、東大の不正、巨悪に関しては見て見ぬふりしている人間が、「小保方の不正は許せん!」などと正義を気取って拳を振り上げてもなあ。しらけるよな。」
結局、不正は許さないと言って小保方さんを叩いた人達は、何の権力もない個人に対しては徹底的に叩き続けても、権威・権力のある相手に対しては何もモノ申すこともないのでしょう。
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39. 逆効果さん
科学の世界には「データの内挿・外挿」とうい言葉が存在するくらいですから、「データの内挿・外挿」は科学の世界では常識です。ただし、正しい科学的考察に基づいて「データの内挿・外挿」は行われなくてはなりませんが。どんな研究現場においても実験規模や実験期間の制約が存在します。したがって「データの内挿・外挿」技術は研究者に必須なセンスと言えます。
さて、STAP論文の例の細胞増殖曲線の測定間隔は3日に1度です。ところがそうするとどうしても土日に掛かります。調査委員会は出張を持ち出しましたが、持ち出すまでもなく測定できない日が続出します。「データの内挿」がダメなら研究者は満足に休暇が取れなくなるのです。また、この曲線は単純な右上がりの直線になっています。高校生物レベルの知識とセンスがあれば簡単にデータが内挿できるレベルの現象です。裁判の場に持ち出されれば細胞増殖曲線のデータ内挿は十分に科学的な行為であったと認められるでしょう。
なお、こういう例は枚挙にいとまがありません。例えば、この曲線のモデルとなった山中論文の細胞増殖曲線もデータプロット間隔は3日に1度、測定期間も同じ120日間となっています。
したがって、以下の指摘は完全なる誤解です。
>これは、完全なる捏造です。
出張中や休暇中にデータがとれない場合は、グラフ内にそこには数値を入れてはいけません。
これは、実験科学では常識です。
3日毎に取得したデータを使って作成した増殖曲線と論文に記載があるのですからダメです。
データを取得していない所に数値がなくても、全くデータとして問題ありませんし、直線性も示せます。
ですから、休暇中にデータがとれなければ、その部分は数値を書き込む必要はありません。
そこに取得していないデータを入れる事は捏造です。
それは、実験で得た事実ではありませんから。
この増殖曲線は計算などで推定する必要はありませんし、取得していないデータを実測した様に偽装されてます。
紛れもない捏造です。
これは、実験科学では常識なのですよ。
増殖曲線は、実測した数値を記載して、その直線性を示すものです。
これに計算で取得していないデータを入れることがダメなのは大学の学生実験で教わるレベルです。
>>どんな研究現場においても実験規模や実験期間の制約が存在します。したがって「データの内挿・外挿」技術は研究者に必須なセンスと言えます。
増殖曲線には必要ありません。
取得した実測値を使って十分に増加していく事を示すことができます。
それを綺麗に見せようと、取得していないデータで補完する行為は紛れもなく不正です。
何のために共同研究者や実験助手がいるのでしょうね? www
そもそも「休みた〜い、仕事したくな〜い」なんて言ってる研究者に、碌なのいませんよwww
45. ???さん
石井調査委員会ではSTAP論文に対する疑義は最終報告の前の中間報告で予めちゃんと公表されています。ところが桂調査委員会では中間報告は開かれず、疑義の公表はありませんでした。桂報告で突如発表された疑義は混乱に乗じた言い掛かりの印象がぬぐえません。
細胞増殖曲線に関する疑義といえば、あの不正に満ちたNHKスペシャルにおける日本分子生物学会の人が指摘した「黒丸と白丸が縦に揃わないから捏造の疑いがある」しかありません。桂調査委員長も最終報告の記者会見でNHKスペシャルでの指摘が疑義の発端であるとの発言をしています。
しかし、捏造ならば「黒丸と白丸を縦に揃えるでしょうw」。桂調査委員会は、日本分子生物学会の人の無責任極まりないテレビ番組におけるナンセンスな「言い掛かり」を疑義として採用したに過ぎないのです。
グラフの横軸を説明するのに、休暇の場合は測定しなかったとか、休暇の場合にはデータを内挿したとかは一々記載しません。大事な事ではなく論文が冗長になるだけだからです。
>それを綺麗に見せようと、取得していないデータで補完する行為は紛れもなく不正です。
綺麗に見せようと、外れ値を削除したり、データを内挿・外挿したりする行為は、紛れもなく科学的に妥当な行為です。
>これに計算で取得していないデータを入れることがダメなのは大学の学生実験で教わるレベルです。
学生実験は限られた時間内で予定したデータを全て取得できるように先生等が綿密に設計したものです。取得データ数が足りく、データの内挿がばれれば怒られるでしょう。その結果を見て優良可(不可)の採点がなされるだけです。おそらく「データ内挿」の技術は教えないでしょう。卒業後もパワハラ研究室に残れば土日のデータ取得を強要されるかも知れませんが、まともな社会人研究者であれば土日はしっかり休むものです。ただし、日々データが変化するような実験では土日も測定する必要があるかも知れませんが、STAP論文や山中論文における増殖曲線は長期間にわたり一定の割合で増殖することを示すのが目的ですからそれに当てはまりません。
>何のために共同研究者や実験助手がいるのでしょうね?
増殖曲線の実験のように特に手作業で行う実験は同じ人が同じように行わないと意味がありません。
120日間というと年の三分の一です。その間、データを取るために頻繁に休日出勤をするというのははっきり言ってバカげてます。実験助手や非常勤職員に実験を担当させるというなら分からない訳でもありません。そういう契約でしょうから。
残念ですが、当てはまります。
特に理研は、土日の休日出勤手当ても出ますし、実験してはいけないことにはなっていません。
また、増殖曲線のデータをとるのは1日仕事ではありません。
増殖曲線は一定の割合で増殖することを示すものですが、何点かデータが取れなくても、それを示すことは可能です。
>>増殖曲線の実験のように特に手作業で行う実験は同じ人が同じように行わないと意味がありません。
そんなことはありません。
誤差が大きくなりますから、自分でやりたいと私は思いますが、自分でできない場合は、その点の取得はあきらめるか、念のためデータ取得を他の人に頼みます。
その点が僅かに外れたとしてもそれは実データですから、測定誤差として認められます。
これがズレが大きいからといって、綺麗に見せようと、取得していないデータで、補完するのは不正です。
山中研には、博士課程、修士課程、学部生の学生が居ますね。
一人でこのデータをとったかは解りませんが、複数人で取得していれば楽ですね。
>>120日間というと年の三分の一です。その間、データを取るために頻繁に休日出勤をするというのははっきり言ってバカげてます。
そうでもないですよ。
博士課程の学生には普通のことです。
出勤にはなりませんし、学位を取るためには、仕方なかったりします。
あまりに酷いと、最近は指導教官に文科省からの指導が入りますがね。
>>実験助手や非常勤職員に実験を担当させるというなら分からない訳でもありません。そういう契約でしょうから。
私が博士課程の学生の時は、365日ずっと研究室に居ました。
家に帰るのはシャワーと着替えの交換と洗濯をするときだけでしたね。
ほぼ、研究室でデータを取りながら寝泊まりしてました。
120日間のデータを取るなんて、大したことなかったですね。
毎日でも可能でしたよ。
ズルはしていません。
今回みたいな剽窃という大失敗をしてしかも浮かばれない後手後手の
対応になったんじゃないかなぁ。。。
勿論、選んだのはご本人だから、自業自得ではあるけれど。
少しは木星さんを煽った責任を考えた方がいいんじゃない?
自分の意見は、あくまで個人の意見であり、
木星さんの意見でも、パジャマさんの意見でも有りません。
自分やパジャマさんがどのような意見を言おうが、
管理人では無いあなたには、全く関係の無い事です。
STAP幹細胞は若山さんしか作れなかったんですよね?
実験は他の人がやったけれど、小保方さんは筆頭著者なので、
委員会では代表として実験について説明しているつもりだったという可能性は
ありませんか?
ただ、三菱自動車の燃費データ不正問題を考えると、民間企業の現場では横行しているのかもしれない、とも思います。
仮にそうであるにしても、やはり三菱自動車燃費データ不正問題に対する世論の反応を見れば、
正当性を主張してもひろい支持は得られないと思います。
もし仮にパジャマさんの主張するデータの扱い方に権威の裏付けがあるのなら、後学のために明示していただけませんか。
あなたの主張するようなデータの扱いが常態化しているのは、何の研究についてですか。
まさか、それを明示したからといってあなた個人の特定にはつながらないでしょう。
あなたが自分の主張しているのが正当なデータ処理だと確信しているなら、公表をしても何の問題もないですし、
むしろあなたの主張を補強すると思うのですが、どうでしょう。
時系列て取得した実験データにおいて、外れ値を削除したり、値を内挿・外挿したりする行為についてきいています。
三菱自動車については、よくしられたひろい意味でのデータ処理不正の例とおとらえください。
『あの日』を読む限り、パジャマさんが書かれているようなことは、少なくとも若山研では常態化していたんでしょうね。
批判されるべき主体は、若山先生の方ではないでしょうか。少なくとも、小保方氏と同じレベルで若山先生が批判されるべきと思いますよ。
若山研ではなく、大和研とバカンティ研でしょう。
小保方氏は若山研では実験指導やデータのまとめ方の指導は受けていないと思います。
こういった部分の基礎は、バカンティ研で学んだはずです。
バカンティ研でも問題視されてたみたいですね。
>>批判されるべき主体は、若山先生の方ではないでしょうか。少なくとも、小保方氏と同じレベルで若山先生が批判されるべきと思いますよ。
最も批判されるべきは、実質的な指導をしていたバカンティ氏とコジマ氏だと思います。
バカンティ研、大和研では、不正を疑われている論文、リトラクトされた論文があります。
『あの日』を読まれると良いですよ。
若山先生の実験やデータの取りまとめの際の奇妙な指示の事例がいろいろ紹介されています。
そして、増殖曲線などのまとめは、小保方氏はポスドクで、無給研究員の時代に、若山研、若山先生の実験指導の下で行われています。
大和研とバカンティ研で、不正確な指導が行われたかもしれませんが、実験と図表のまとめの直接的な指導は、若山研、若山先生で行われています。誰に責任の所在があるかは明らかでしょう。
ご自身で行われた実験ですし。当時は学位を有している一人前として扱われています。
本当に捏造が駄目だと知らなかったのであれば、これまでの生データを提示のうえ どこからどこまで捏造したのか説明し、謝罪のうえ修正することが必要です。
当然、小保方氏以外にも東大や他の研究機関において研究不正を行っている場合はきちんと処分する必要があることは言うまでもありません。
私の投稿はパジャマさんが示したデータ処理の一般論について根拠を問い合わせたものです。
小保方さんのデータ処理について云々してはいません。
繰り返しになりますが、小保方氏はポスドクで、無給研究員の時代に、若山研、若山先生の実験指導の下で行われています。
『あの日』では、小保方氏は筆頭著者になるつもりはなかったと書かれています。責任の所在ということで言えば、STAP細胞論文の場合、ラストオーサーであるバカンティ氏と若山氏には、小保方氏と同等か、それ以上の責任があるのは明らかでしょう。
生データにしても、図表データ作成の経緯にしても、石井調査委員会や桂調査委員会に提出、説明しているはずです。
生データについては、若山研、若山氏も持っているはずです。
なぜ彼らに提出を要請しないのですか?
まず、若山氏は真相を語るべきと思います。
小保方さんに疑念を抱いている人に対して「『あの日』に書いてある」ことだけを根拠に話をしても説得力はまったくありません。
もし「あの日」における若山氏の指導の描写の信憑性を主張されたいのなら、たとえば 若山氏や若山氏の教え子の論文を調べてみるのはどうでしょうか。
その結果「あの日」で描写されたような不正が多数見つかれば、裏付けとなると思います。
小保方氏の実験データは小保方氏のみ所有していたはずです。
若山氏が生データを有して手入れは調査委員会へ出しております。
若山氏は会見で 小保方氏の実験ノート(≒生データ、実験手順等の記録)はこれまで確認していなかったと説明しております。
但し、若山氏は共同研究者としての注意を払っていない責任はあります。これについては各委員会で指摘され、若山氏も認めております(同じく共同研究者の笹井氏等も)
小保方氏は石井調査委員会や桂調査委員会へ生データは提出しておりません(断片的な記録のみ)。
桂調査委員会の報告書においては、数か所の研究不正を認定したのみであり、その他は「生データが無い為研究不正を認定出来なかった」 としております。
小保方氏が学部生で授業料を払い若山氏の下で研究しているのであれば、南青山さんの通り若山氏の指導者としての責任はあるかと思いますが、当時の小保方氏は学位を取得した一人前の研究者であります。
(逆に責任能力の無い実験補助者として小保方氏を扱うのであれば、当然論文の筆頭著者にはなりえず、学位を取得した若手研究者に対して愚弄した扱いになるかと思いますが )
論文作成に感して指示が出たとしても基礎はバカンティ研で学んだはずです。
まとめ方に特徴があるとしても、不正してよいと言うことではありませんので、データを取ってないものを取ったかのようにしろと言う指示が出ていなければ、若山氏の責任ではありません。
>>そして、増殖曲線などのまとめは、小保方氏はポスドクで、無給研究員の時代に、若山研、若山先生の実験指導の下で行われています。
バカンティ研から給与がでてます。
理研からは給与が支払われていないだけです。
理研としてはハーバード大所属の単なるお客さん博士研究員を共同研究者の若山研に在籍させていただけです。
基本的には博士研究員に細かい実験指導は必要ありません。
STAP細胞の作成に至っては若山氏の方が実験指導されてますし。
博士研究員であれば、山中氏の論文を読めば基本的には実験指導されなくても、実験はできますよ。
>>大和研とバカンティ研で、不正確な指導が行われたかもしれませんが、実験と図表のまとめの直接的な指導は、若山研、若山先生で行われています。誰に責任の所在があるかは明らかでしょう。
論文のまとめは、バカンティ氏と打ち合わせています。
実験の指示もバカンティ先生としています。
そのために定期的にアメリカに帰ってます。
スタップ細胞論文は理研から研究費が出て、若山さんはチームリーダーでした。
若山さんは実験を全て記録してあると言われてましたから、若山さんのノートを見ればよいはず。
若山さんはキメラのデータを岸改革委員会にも出しませんでした。
おまけに再現実験にも参加しないし。
チームリーダーなんですよ。
まず、若山さんのノート公開ですね。
バカンティとの論文はアクセプトされず、ネーチャーでアクセプトされたのは、キメラがあったからです。
胎盤にも寄与するという、万能細胞です。
丹羽さん、笹井さんも、それを信じたからこそ、共著者になったのです。
なんだろな、さんでした。
失礼。
僕の意見を支える権威といわれても思いつかないのですが、「データの内挿・外挿」でグーグル検索したところ上位にヒットした高知工業大学のサイトにあるデータ内挿についてのPDFファイルを紹介します。
http://www.infra.kochi-tech.ac.jp/takagi/Geomatics/14Interpolation.pdf
ここでは、内挿法として線形法、スプライン法、面内挿法(地形の一部を面で補間する)が紹介されています。STAP論文の細胞増殖曲線は単純な右上がり直線なので「線形法」が使われたことになります。細胞が増殖する様子を対数グラフにすれば単純な右上がり直線になるというのは生物学的に妥当なことなのではないでしょうか(僕は生物学のことは知りませんが)。
等圧線と等温線の交点座標が測定しようとするデータだとすると、
ほとんど全部が内挿したデータになるしかないと思います。
似たような例はありませんか?
レターのFig.1bとFig.2gの胎盤画像は「改ざんの範疇にある」と認定されています。しかし、Fig.2gは削除し忘れた画像なので、不正とは認められないとのこと。
さて、「改ざんの範疇にある」とは、つまり、「改ざんである」と同義です(この場合は画像合成のこと)。改ざんはしてみたものの、論文に掲載する意思はなく、間違って掲載されただけなので、無罪であるという理屈でしょう。
さて、どのようにして「改ざんの範疇にある」と結論付けることができたのでしょう。考えられる理由は次のいずれかです。
①改ざん者が調査委員会に改ざんを恐る恐る告白した。
②若山氏が「僕が角度を変えて撮影したもの」と供述したにも関わらず、蛍光顕微鏡付属のハードディスクに2枚あるはずの画像が1枚しかなかった。
このネタは今後も折を見て書き込む予定です。
スラッシュ・・・で騒ぎ立てている当初に学会等の専門家内で解決すべきだとそのサイトで主張しました。実験手段及び技術を持たない人々では真偽を確かめることなど不可能だからです。実際にその結果に責任を負う覚悟で実験をして論文として結果を発表する人達でなければ得られない真実があると思います。自称専門達のネットの議論など虚しいだけだと思います。
丁寧に取得したデータをグラフにしていったら結果として線形になったのと、大体線形っぽいから適当に数値置いちゃえとは違うと思うのです。
仰っているスプライン云々は3DモデルをCGとかCADで擬似的に再現するときには有効かと思いますが、実験のグラフ作成に当てはめるのは違和感を感じます。
ただ、よく伝わらなかったようで恐縮なのですが、私は辞書的な意味で質問したのではありません。
パジャマさんがA10さんやなんだろなさんとのやりとりで用いていたような意味でのデータの内挿について
そのようなことを正当化するような、実験の記録の手続きについての権威ある記述を示してほしかったのです。
違いについて、より詳しくご説明しましょう。パジャマさんが示された例は、私なりにまとめると
X:多くの数値の組に対して関係のよい近似と思える関数を決定し、採取できなかった値を推測する手法
についてのものでした。推測であることを明示している訳です。
ですが、パジャマさんがA10さんやなんだろなさんとのやりとりで主張されていたのは、私なりにまとめると
Y:ある程度の期間に渡る実験を行って実施日時と実験結果を一覧にして示すとき、
取得したデータを参考に架空の日時・結果を紛れ込ませても構わない
ということではなかったでしょうか。
単純化するなら、ウソをついているわけです。
さて、パジャマさん。
私のYのまとめで問題ないでしょうか。
問題ない場合は、改めて、実験結果の記録方法の手引きや教科書などで
パジャマさんと同様の主張をしているものをご教示ください。
また、私のYのまとめに問題があるならばご指摘ください。
余計な心配かもしれませんが、以前のご自身の投稿と齟齬のないようご注意ください。
また、外れ値についてもよろしくお願いします。
Fig.1b.とFig.2g.
STAP 細胞とFI-SCのキメラマウスですね。
でも胎盤部分がそっくり。
小保方さんが間違えたと若山さん。
複数の胎児で計数百枚撮影したそうです。
その写真を公表すべきですね。
実データをもとに作成する増殖曲線のグラフには必要ないですね。
>>STAP論文の細胞増殖曲線は単純な右上がり直線なので「線形法」が使われたことになります。細胞が増殖する様子を対数グラフにすれば単純な右上がり直線になるというのは生物学的に妥当なことなのではないでしょうか(僕は生物学のことは知りませんが)。
結果として、実データから直線性があることを示す際には、実データのみで議論します。
内挿や外挿をして、予測するものではありません。
測定点がなくても、直線性を示せますから。
その直線性を示したい場合には、データを取らなかった所に、あたかも点を予測して打つのではなく、推定される直線を自分が行った計算式と共に記載をするのですよ。
こんなのは、学生実験で習う常識です。
「生物学的妥当性がある」って判断するの、絶対おかしいと思うけど。
もうちょっとまじめにやんなよー。
p.18です。
「細胞の計測について、小保方氏は、最初は細胞数を計測して培養を開始し、コンフェルトになるまで培養した、コンフェルトになった細胞をトリプシン処理した後、コンフェルトになった細胞数は129B6F1ES1の細胞数を参考に10の7乗個と計算し、再びコンフェルトになるまでかかった日時をグラフ化したと説明した。また、同氏はコンフェルトになった細胞を1/5~1/3に希釈して植え継ぎし、多くの場合は3日ごと植え継ぎし直したが、出張などにより植え継ぎできない場合は、細胞の希釈率を変えて、コンフェルトになる時間を調整したと説明した。この説明から、小保方氏は細胞数の計測が重要であることは認めながら、植え継ぎ時に細胞数を正確に計測していなかったことを認める説明だった。」
これは、外挿・内挿処理ではなく、完全に捏造です。
細胞数を測定してないことはおろか、コンフェルトになる時間を調整して、都合の良い曲線となるようにグラフを作成しています。
コンフェルトしたものが10の7乗個になっていると言う根拠もダメですし、問題外です。
p.18です。
「この実験は行われた記録がなく、同氏(小保方氏)の勤務の記録と照合して、Article Fig.5cのように約3日ごとに測定が行われたとは認められない。小保方氏の説明を聞いた限りでは、同氏は細胞生物学の基礎となる細胞増殖率測定に必要な「細胞数の計測」と言う手技の原理と方法は理解し、最初はそれよって行っていたものの、途中からはコンフェルトになった状態の細胞数を10の7乗とみなし、計測を怠ったものと判断した。特に小保方氏は植え継ぎ時に細胞数を正確に測定せずにArticle Fig.5cを作成したことを自認しているが、そうだとすると、この図は、細胞増殖率を測定したものとしては全く意味をなさない。同氏が細胞数の計測と言う最も基本的な操作をしていないこと、また希釈率についても1/5と説明したり、1/8から1/16と説明したりしていること、オリジナルデータによる確認もできないことから、小保方氏の捏造を認定せざるを得ない。小保方氏は、一人で細胞数を計測し、細胞増殖率測定のグラフを作成したことを認めているところ、小保方氏によってなされた行為はデータの信頼性を根底から覆すものであり、その危険性を認識しながらなされたものと言わざるを得ない。よって、捏造に当たる研究不正と判断した。」
桂報告書の調査結果が真実なら、この部分は明らかに小保方氏による捏造です。
若山さんからYamanaka & Takahashi のFig.1d のような図が欲しいといわれて作成したと、小保方さん。
これは若山さんもみとめていた。
当ブログでは多重ハンドルは認めていません。過去の投稿も管理者編集でA10名義に変更しましたので、以降は統一して使用されるようお願いします。
「なんだろな」のハンドルネームは、たまたま一言だけ書き捨てるつもりで使われたものが、議論が継続してしまったため現在の状況になったものと推察し、特に多数を装っている風にも見えなかったのでこれまで注意せずに来ましたが、継続的にコメントされるのであればもう少し読者に対する配慮をお願いします。
>>これは若山さんもみとめていた。
そうですね。
STAP幹細胞が自己増殖能を得たと言う主張をするためには、山中氏がiPS細胞で作成したのと同じやり方で、STAP細胞、STAP幹細胞とコントロールとなるES細胞の増殖率測定のグラフが欲しいって話になるのは当然でしょうね。
これを小保方氏がキチンとした手技で、細胞数を実際に計測して、この実測値に基づいてグラフ化していれば、全く問題なかったことです。
適当なやり方でもそれらしきグラフが作成できれば良いと安易に考えたとしたら、それはバカンティ研や大和研などで学んできた作法なのでしょう。
ボスの期待に応えたいという気持ちも、あったのでしょう。
助かります。
>>「なんだろな」のハンドルネームは、たまたま一言だけ書き捨てるつもりで使われたものが、議論が継続してしまったため現在の状況になったものと推察し、特に多数を装っている風にも見えなかったのでこれまで注意せずに来ましたが、継続的にコメントされるのであればもう少し読者に対する配慮をお願いします。
そうですね。
特に異図はなく、酔っ払ってた時に「なんだろな」と思って書き込んだのが、そのままこの記事で氏名を選ぶと「なんだろな」がいつも出てきたので、むしろ混乱を招かないように、そのまま「なんだろな」で統一していたつもりでしたが、他の記事でずっとA10で統一してましたので、途中から深く考えずにA10で書き込んでしまった時がありました。
その時に自ら言えば良かったですね。
余計な混乱を招きましたね。
失礼しました。
他の記事に移った場合もA10で書き込ませていただきます。
そうなんですかね。
私はキチンとしたデータで期待に応えたいと思ってやってきましたし、部下にはキチンとしたデータで期待に応えてもらいたいと思いますが…
都合のいいデータを欲しがるチームリーダーではなく。
桂調査報告書p.18を紹介していただいたので読ませて頂きました。趣旨は以下の通りかと思います。
①Article Fig.5cのように約3日毎に測定されたとは認められない。
②細胞数の計測と言う最も基本的な操作をしていない。
③出張などにより植え継ぎできない場合は、細胞の希釈率を変えて、コンフェルトになる時間を調整した。
④希釈率の説明があいまいである。
⑤オリジナルデータによる確認ができない。
以上より、「小保方氏の捏造を認定せざるを得ない。」という評価ですね。
①に関しては既に述べたようにデータの内挿で説明がつきます。データの内挿は科学的に妥当な行為です。
②に関しては、細胞数の計測は学生実験等で学ぶ基本とのことですが、基本があるなら応用もありえます。小保方氏は簡易計測法を行っただけと考えることができないでしょうか。コメント82.に示されたように、途中までは基本通り計測し、増殖率がある傾きで一定であることを確認したうえで、以降は簡易な計測法で良しと判断したのではないでしょうか。たとえそれが手抜きで間違った方法であったとしても、本人なりの科学的考察に基づいた行為ですからそれを捏造行為と呼んでいいものでしょうか。
以上のように、桂報告書の不正認定にはいくらでも反論が可能です(石井報告書も同様)。裁判になると覆る可能性はあると思います。
>>都合のいいデータを欲しがるチームリーダーではなく。
過大評価です。
小保方氏が最初から笹井先生の所に入れば良かったのにと思います。
ダメです。
増殖率の測定に予測したデータを用いて、あたかも測定したかのように測定点を打つことは不正です。
実データのみで行わなければダメです。
>>②に関しては、細胞数の計測は学生実験等で学ぶ基本とのことですが、基本があるなら応用もありえます。小保方氏は簡易計測法を行っただけと考えることができないでしょうか。
できません。
コンフェルトの細胞数の根拠が10の7乗となっている事を実データで計測していません。
また、希釈率を変えて、都合に合うように時間を調整するのは完全に不正です。
>>コメント82.に示されたように、途中までは基本通り計測し、増殖率がある傾きで一定であることを確認したうえで、以降は簡易な計測法で良しと判断したのではないでしょうか。
小保方氏が行った方法は、簡易計測でもなんでもありません。
>>たとえそれが手抜きで間違った方法であったとしても、本人なりの科学的考察に基づいた行為ですからそれを捏造行為と呼んでいいものでしょうか。
捏造行為です。
そして、それに反論をするための実験記録や生データが保存されていません。
科学的考察は関係ありません。
結果を元にしてグラフを作成するのではなく、実データを基にして科学的考察をするのです。
科学的に不正ではない手技でグラフを作成しなければダメです。
それは無理だったでしょう。
何しろキメラマウス名人を頼ってきたのですから。
繰り返しになりますが、小保方さんの行った行為は本人なりの科学的考察に基づく行為と捉えることも十分可能です。たとえそれが科学的に間違った行為であっても、悪意のない間違いに過ぎず、決して捏造などの不正行為には相当しないのです。「悪意のない間違い」の解釈について、小保方氏は石井報告書に対して反論しましたが、あっさり却下されました。桂報告書に対しては小保方氏は何の反論もしていません。だからといって認定された不正を認めた訳ではないのです。裁判という場があるのです。
頼めなければ、そこの点は空けておいても構いません。
コンフェルトになっている細胞数を実測し、きちんとした希釈率で植え継いで、そのまま継続すればよいのです。
その場合、増殖率曲線としては、多少見栄えが悪くなるかもしれません。
おなしなデータになっていたら、最初からやるしかないですね。
でも、それが事実なのですから、そのままの実データのみでグラフ化した図を示します。
ここで見栄えを気にするなら、他者に細胞数を実測してもらい、きちんと植え継ぎをしてもらうことです。
これでも誤差は出てばらつきや段差が出たりするでしょうが、それは仕方のないことです。
>>しかし、本人はやむを得ず本人なりの科学的考察にしたがって希釈率を変えたということだと思います。少なくとも不正行為を行ったという自覚はないはずです。悪意のない間違いは不正とはみなされません。
桂調査委員会は、「小保方氏の説明を聞いた限りでは、同氏は細胞生物学の基礎となる細胞増殖率測定に必要な「細胞数の計測」と言う手技の原理と方法は理解し、」と判断しています。
これを理解していながら、細胞数のコンフェルトになった時点の細胞数を実測せずに他の細胞がコンフェルトになる細胞数を当てはめて植え継ぎを行い、合わない場合は希釈率で時間を調整すると言う行為は、悪意のありと判断されても仕方ないです。
そもそもこの実験の肝となる、必要な細胞数の計測と言う手技を行ってません。
繰り返しますが、細胞増殖率の測定には細胞数の計測が必須です。
それを小保方氏は細胞数の計測を実測しなければならないことを認識していたのに実測しなかった。
にもかかわらず、実測したとしてグラフ化した。
>>たとえそれが科学的に間違った行為であっても、悪意のない間違いに過ぎず、決して捏造などの不正行為には相当しないのです。「悪意のない間違い」の解釈について、小保方氏は石井報告書に対して反論しましたが、あっさり却下されました。桂報告書に対しては小保方氏は何の反論もしていません。だからといって認定された不正を認めた訳ではないのです。裁判という場があるのです。
悪意の解釈は、裁判所に委ねたら良いと思います。
しかし、科学的に不正をしていないことの証明は、実験ノートと生データの記録が必要になるかと思います。
それがない状況で、細胞数の計測を実測しなければならないことを認識していたにも関わらず、実測していないのに、実測したかのようにグラフ化したことを、悪意のない間違いであったと、どう証明したら良いでしょうか?
細胞数を実測するから、細胞増殖率の科学的考察ができるのです。これを実測しないで良いと勘違いしたとは認められないでしょう。
Article Fig.5cはStap 幹細胞FLSでしたね。
裁判で、是非再解析してもらいたいですね。
細胞が同じテンポで分裂するとすれば、2,4,8,16,32、、、と指数関数の増加を示します。それを対数表示したら単純な右肩上がりの直線となるのは当たり前なんじゃないかな。こんな分かり切った実験やってもやらなくてもどうだっていいんじゃないかな?
と、小保方さんが思ったかどうかは知りませんが、僕がもし小保方さんだったらそう思うでしょう。やらなきゃならない大切なことはもっと一杯あったはずです。
桂調査委員会もこんなどうでもいいグラフにぐちぐち言うくらいなら、STAP細胞の多能性の証拠とされたレターのFig.1bの胎児と胎盤が緑色に光る画像についてもっとよく調べてもらいたいな。胎盤のように見える物は胎盤ではないと言ってたけど、誰がどう見ても胎盤なんだけどな。
ほとんどが、若山さんの指示或いはそれに応えるための行為のように思いますが、
違うのですか?
ご自身の地位や格の違いを利用して。
酷い話しだと痛感します。
超一流だろうが、三流だろうが、やります。
生物学の事を知らないと言っているあなたが思い浮かばなくても、それが生物学の基礎的な事なので。
>>細胞が同じテンポで分裂するとすれば、2,4,8,16,32、、、と指数関数の増加を示します。それを対数表示したら単純な右肩上がりの直線となるのは当たり前なんじゃないかな。こんな分かり切った実験やってもやらなくてもどうだっていいんじゃないかな?
当たり前ならやりません。
STAP細胞は増殖せず、STAP幹細胞になったらESの様に培養で増殖できることを示したかったんですよね。
新たに見いだした細胞の増殖率やその増殖能がどの程度かをESと比較して示すために必要だったわけです。
また、増殖過程での細胞死、増殖効率などの影響などもあるので、同じ培養条件の実測値を示して、きちんと一定期間増殖する事を示す必要があるのです。
最初の3日とか1週間は綺麗に増殖するけど、後はダメダメでは意味がないので、iPS細胞と同じように、きちんと120日まで綺麗に増殖している事を示したつもりが。
>>と、小保方さんが思ったかどうかは知りませんが、僕がもし小保方さんだったらそう思うでしょう。やらなきゃならない大切なことはもっと一杯あったはずです。
>>桂調査委員会もこんなどうでもいいグラフにぐちぐち言うくらいなら、
どうでも良いグラフなので、実測しなければいけないデータを実測せずに作成しても構わないと判断したなら、完全に悪意ありだと思います。
やるからには正しくやるのが当たり前ですよ。
常識にとらわれてたら、大発見なんて出来ないと思いますが。
桂報告書が正しいなら違いますね。
と言うか、期待や指示に応えるためにだとしても、不正をしたら単なる共犯です。
それを知っていながら、論文出してるのですから、悪意ありです。
実験をやったのが小保方氏で、細胞数を実測しなければいけないことは認識していたにも関わらず、それをせずに実測したとしてグラフ化する。
STAP幹細胞がES細胞なら、普通に培養すれば、コントロールのES細胞と同じように増殖するのは当たり前なので、実測しても綺麗なグラフになったはずですよ。
STAP幹細胞がES細胞なら。
ESだと知らなければ、コンフェルトした細胞数をESと同じで良いなんて判断はしないものなのですが、知っていたのか、知らなかったのか。
そこまでは私には解りません。
>>待や指示に応えるためにだとしても、不正をしたら単なる共犯です。
なら、若山さんにもしっかりと答えて頂く義務は有りますよね?
今だ、黙秘権?を行使している若山大先生には逃げずに、
しっかりとした対応をしてほしいです。
調査委員会だかなんだかの影に隠れず・・・
義務とは思いませんが、問題となっている事に答える責任はあるでしょうね。
>>今だ、黙秘権?を行使している若山大先生には逃げずに、しっかりとした対応をしてほしいです。
>>調査委員会だかなんだかの影に隠れず・・・
裁判に備えてるのかな?と個人的には思ってますが。
2012年1月13日に樹立
しかしFLB の方は未調査
この幹細胞も解析してもらいましょう。
一流であろう方が基礎を疎かにするとは思えないです。どんな世界でもそうでしょう?一流だから地味な作業はしない、なんて訳はないです。むしろそう言った地道な努力を重ねた結果で周囲の評価や信頼を得て一流と呼ばれるようになるんじゃないですか?
じょさん
小保方氏は途中までは基本に忠実に細胞数を実測しています。途中からはおそらくそれまでの実測数から、本人なりの科学的考察に基づいて基本的な全数計測とは異なる「簡易的」と言っていいのかは分かりませんが、何らかの計測を行って全細胞数を推定しただけだと思います。「コンフェルトになった状態の細胞数を10の7乗とみなし、計測を怠ったものと判断した」とされましたが、「細胞数を10の7乗とみなし」たのも科学的考察に基づくもので、コンフェルト後も約3日に1度の何らかの計測が行われていたことが伺われます。全細胞数を実測する学生実験レベルの基本法とは違う測定法を行ったに過ぎません。それを捏造行為と判断する方が悪意があるとさえ言えます。
こんなどうでもいいグラフ(あったほうがいい程度のグラフ)を学生実験レベルの基本に忠実にコツコツと測定するのはネイチャークラスの人間にとってはアホくさい行為です。効率の良い手法を考案したに過ぎません。
NHKスペシャルにおける「黒丸と白丸が縦に揃わないから捏造の可能性がある」という疑義は単なる言い掛かりに過ぎませんでした。繰り返しになりますが、捏造の意思があるならば、計測をせずに山中グラフと同じようなグラフを得るために「黒丸と白丸を縦に揃える」でしょう。
以上のように、「実際になんらかの計測が行われている」ことが推測されることから、「悪意が存在した」とは到底言えないため、桂報告の「捏造認定」は誤りと言えます。それを「捏造」と呼ぶ方が「悪意」があると言えます。
という方向はありえませんか?
推定はダメです。
実測が原則です。
>>「コンフェルトになった状態の細胞数を10の7乗とみなし、計測を怠ったものと判断した」とされましたが、「細胞数を10の7乗とみなし」たのも科学的考察に基づくもので、
他の細胞のコンフェルトになるときの細胞数を当てはめてますので、科学的根拠ではありません。
細胞によってコンフェルトになる細胞数が異なる可能性がありますので、実測しなければダメ。
>>コンフェルト後も約3日に1度の何らかの計測が行われていたことが伺われます。全細胞数を実測する学生実験レベルの基本法とは違う測定法を行ったに過ぎません。
ダメですね。
実測してませんから。
細胞増殖率の計測は、実測が原則です。
この原則を変えることは重大な過ちです。
>>それを捏造行為と判断する方が悪意があるとさえ言えます。
実測しなければならないことを認識していながら、実測せずに行ってますので、完全なる不正です。
あながちなどは、関係ありません。
>5こんなどうでもいいグラフ(あったほうがいい程度のグラフ)を学生実験レベルの基本に忠実にコツコツと測定するのはネイチャークラスの人間にとってはアホくさい行為です。
あほくさいとは関係ないです。
実測が原則です。
他の方法で変えることはできません。
>>効率の良い手法を考案したに過ぎません。
実測してなければ、不正する方法を思い付いただけです。
実測してなければ、ならない原理原則を認識していながら、これを実測しないのは、重大な過ちであり、完全なる不正です。
>>NHKスペシャルにおける「黒丸と白丸が縦に揃わないから捏造の可能性がある」という疑義は単なる言い掛かりに過ぎませんでした。繰り返しになりますが、捏造の意思があるならば、計測をせずに山中グラフと同じようなグラフを得るために「黒丸と白丸を縦に揃える」でしょう。
縦に揃っていようがいまいが、実測していなければ論外。
実測しなかったことを認めています。
>>以上のように、「実際になんらかの計測が行われている」ことが推測されることから、「悪意が存在した」とは到底言えないため、桂報告の「捏造認定」は誤りと言えます。それを「捏造」と呼ぶ方が「悪意」があると言えます。
実測していなければならない原則を認識していながら、実測せずに実測したかのようにグラフを作成することは悪意ありとされても仕方ないことです。
悪意の判断は裁判所に委ねるしかない。
しかし、若山さんは内容は全く知らなかったと。
自ら指示しておいてあきれた言い分。
桂さんも、胎盤かそうでないか、言明を避けました。
再解析を含め、司法に委ねるほうが、よいでしょう。
桂さんも、”FLS は非常に厄介な細胞” と、会見で話しています。
>こんなどうでもいいグラフ(あったほうがいい程度のグラフ)を学生実験レベルの基本に忠実にコツコツと測定するのはネイチャークラスの人間にとってはアホくさい行為です。効率の良い手法を考案したに過ぎません。
>以上のように、「実際になんらかの計測が行われている」ことが推測されることから、「悪意が存在した」とは到底言えないため、桂報告の「捏造認定」は誤りと言えます。それを「捏造」と呼ぶ方が「悪意」があると言えます。
本当にその通りですね。
本質的にはどうでもいい問題です。
どうしても納得できないというなら、その人が再計測すればいい。
それで論文のグラフと大きく違っていたら、その時に問題にすればいい話ですね。
私なりにこの議論を受け取ると、細胞増殖グラフの問題は手抜きみたいなもので「科学のルールとして正しくない行為」であるため、それが「不正認定」されているのだという話のように見えました。それは原理原則的には懲戒処分を受けるだけの重大なルール違反なのでしょう。しかしパジャマさんも言うように、それを「捏造」という言い方をしてしまうからおかしな話になってしまうのではないでしょうか。
これは石井調査委員会の不正認定もそうでした。「捏造」「改ざん」という日本語には悪意が内包されますが、小保方さんが画像取り違えは単純ミスだと主張したのに対して、石井委員長は「研究者の常識としてそんな間違いはあり得ない」という、とんでもなく非科学的な理由で「捏造に当たる」として小保方さんを捏造者呼ばわりしました。しかし調査委員会で不正とされた、単なる画像取り違えと結論に影響しない不適切な加工は「科学のルールとして正しくない」ことをしたという点で「不正行為」と言えるのであり、決して「捏造」「改ざん」と言われるような悪意を伴うものではありませんでした。石井調査委員会では実際の行為とは大きくニュアンスの違った表現で不正認定がされて、理研はそれを広く世間に向かって公表したのです。
しかし問題は、石井調査委員会の初っ端から「捏造」「改ざん」という言葉が独り歩きしてしまい、その段階からずっと小保方さんが「ES細胞を使った捏造」を行った犯人であるかのように言われていたことが非常に問題なのだと思います。事態は結論ありきで進んでいたため、その理不尽さをマスコミも識者も誰も問題視していませんでした。その原因は、調査委員会や専門家達が間違った用語の使い方をしているせいもあるのではないかと私は思います。
処罰対象となる不正行為があったと広く社会に向けて公表される問題について、悪意のあるなしという、人が社会的評価を受ける上で非常に重要な点を、科学コミュニティはなおざりにし過ぎているように思います。そのことも、実際の行為に見合わない過剰な非難を浴びることになってしまった大きな原因ではないかと思います。
細胞増殖率のグラフも同じです。
若山氏から山中氏のiPSの様なグラフが欲しいと言われ、生物学の基礎的な原理原則である実測をしていないにも関わらず、iPSと同じようなグラフになるように、コンフェルトした細胞数を実測せず、他の細胞数で置き換え、増殖率が合わない場合は、希釈率を変えてコンフェルトになる時間を調整する。
これは、完全なる不正行為です。
実測せずにグラフの点がそれらしき所に来るように根拠もなしに調整を加えています。
違いは、論文には使えないと突き返されていない所だけですね。
>これは、完全なる不正行為です。
私は不正行為ではないなんて言ってませんよ。理研や科学コミュニティが「捏造」という重い言葉を軽々しく使い過ぎたという話をしているのです。小保方さんが不正認定された行為に「捏造」という重い言葉を使用するのは間違っているという話ですよ。それをそういう風に論点を無視した取り上げ方をされる位なら、その部分は書かなければよかった。
メチル化実験も細胞増殖率のグラフと同じということなのであれば、私はメチル化実験についても「捏造」という言葉が適用されるのは間違いであると、前言を改めたいと思います。
何故、それを指示した人は不問なのでしょうかね。
「あの日」を読む限り、若山さんが小保方さんに都合の良いデーターを取らせようとしたのは明白であり、疑う余地も有りません。
仮に、
小保方さんが嘘を言っている或いは勘違いしているとしたら、
若山さんが何も言えないのは大変、不自然に思います。
これが捏造にならない、という根拠がまったく理解できません。
むしろ捏造の典型例とすら思えます。
軽い気持ちだったとか、そんなことは捏造かそうでないかに、何の関係もないのでは。
捏造ではない、と主張されている皆さんの捏造の定義は、一般に通用する意味と大きく乖離してはいないでしょうか。
もしも
一般的な意味は関係ない、自分にとって捏造はこういう意味だから、小保方さんは捏造していない
とでもいうのでしたら、それは独善というものです。
ともあれ、捏造でない、と主張される皆さんには、捏造の定義の提示と、
それに基づいた捏造の否定を期待します。
>実験をしないで、架空のデータを示したのですよね。
これが捏造にならない、という根拠がまったく理解できません。
よくわかりませんが仮にそうだったとして、
それを指示した人は今何やってんですか??
その方が大きな問題だと思います。
グラフの作成は依頼したでしょうが、捏造を依頼したとする根拠はないと思います。
科学コミュニティは、この手の行いを元々、不正行為としています。小保方氏の件で、議論される前からです。
悪意の認定は、理研の不正に関するガイドラインに明記されていただけで、科学コミュニティのものではありません。
文部科学省の不正行為に関するガイドラインを見返したら良いと思います。
しかし、小保方氏は、理研の職員でしたので、悪意の認定は司法に委ねたら良いと思います。
しかし、細胞増殖率のグラフ作成では、実測しなければならないことを知っていながら、それを行わないことは、完全にやってはいけないと言うことを認識していて、行っている不正行為です。
実測しなければならないと言う原則を認識していたのですから。それを認識した上で、実測せずに、実測したようにして、グラフを作成した。これがダメです。
また、メチル化のデータも実測なしに点を細工したのであれば同じです。この手のデータが実測しなければならないことは当然認識しています。
それを知っていながら、架空のデータで細工をするのは、明らかな不正行為です。
仮説が正しいから推測でも良いじゃんではなく、データを実測した上で、その実データを基にして科学的な議論をするんです。
>>その方が大きな問題だと思います。
不正ではない正しい手技で、期待するデータが揃うのを待ってただけでしょう。
何もおかしくないですが。
小保方さんは手記で都合の良いデーターを取るように指示されたと言われてます。
当時の若山さんと小保方さんの立場を考えれば
小保方さんは、若山さんの言う通うりに業務をこなすしか無いのです。
普通は、上司の言う事には逆らえないのが一般社会の常識ですよね。
小保方さんの行為が捏造かどうかは一般人の自分には解かりませんが、
仮にそうだったとしても、
指示をしたのは間違いなく、若山さんだと思います。
>>不正ではない正しい手技で、期待するデータが揃うのを待ってただけでしょう。
何もおかしくないですが
小保方さんは、
「都合の良いデーターを取るように指示された」
と言われてますが・・・
若山さんはいまだに反論がないのだから、
そう言う事だと思うのが一般大衆の考えだと思います。
「あの日」に書いてあることを裏付けなしに正しいとすることはやめませんか。
また、mさんの主張はまったく捏造とは関係ないと思います。
>>「あの日」に書いてあることを裏付けなしに正しいとすることはやめませんか。
774さんは正しくないとお考えですか?
なら何故、当事者である若山さんは何も言えないんでしょうか?
あれだけマスコミニペラペラ話をしていた方が、
これに関してはまったくの貝ですよね。
どう考えても不自然だと思います!
>>mさんの主張はまったく捏造とは関係ないと思います。
自分は科学で言うところの「捏造」と言うもんがどういう物なのかはわかりません。
なので、この辺は専門知識の有る方に任せますが、
仮に小保方さんが、今の科学で言う「捏造」と呼ばれる行為をしたとしても、
その指示者は若山さんだと考えてます。
違うと言うのなら、若山さんが正々堂々答えれば良いだけです!
何で同じ話を繰り返しているんですか。あなたが引用している私の意見とは、もはや無関係な話をされていますね。まあ、そういう人はたまにいるので別に驚きませんが。
大いに関係があります。
よく読まれることです。
文部科学省のガイドラインも。
頑張って証明してください。
わからないとかしらないとか言ってばかりじゃなくて、調べてください。
ちなみに捏造は専門用語なんかではありません。
率直にいって、しらないと恥ずかしいレベルの単語です。
また、捏造の意味をしらないし調べる気もないのだとしたら、
少なくとも捏造についての議論に入ろうとはしないでいただきたい。
そんなことはすでに証明されてます。
屁理屈では無く、現実的にそうとしか思えませんけど!
>>わからないとかしらないとか言ってばかりじゃなくて、調べてください。
ちなみに捏造は専門用語なんかではありません。
率直にいって、しらないと恥ずかしいレベルの単語です。
何故、そんなことを一般人が調べる必要が有るのでしょうか?
意味がわかりません。
小保方さんの問題は科学と言う小さな世界の話しでは無く、
もっと大きな、人権問題だと自分は考えていますが!?
>そんなことはすでに証明されてます。
>屁理屈では無く、現実的にそうとしか思えませんけど!
手記にそう書いてあったからそうだと断定してるわけですよね?
それは証明(証拠)ではなく「思い込み」というのです。
一人前の水準に達していないのであれば、基礎からやり直すことを求めるべきと考えます。
そうでは無く、発明家、宗教家として扱うなら、信じることで事足りるかもしれません。
小保方氏の残念なことは、大学院までの彼女の指導者はきちんと、厳しく指導、教育していなかったことがあるかと思います。
小保方氏がプロの科学者、研究者になるには、大学院から厳しい指導者のもとで基礎からやり直す必要があるかと考えます。
その為に応援するなら、賛同します。
酔っぱらって他人様のブログに別の名前で書き込む人が自分を立派な研究者だと言ってもね。
東大の不正問題で、グラフが取り上げられています。
小保方さんのことにも関連するかもしれません。
司法にといわれたなら、お静かに。
それより、スタップ幹細胞を作った学生さんは、寺下ゆかりさんだとか。
若山さんは自分のところの学生さんも作れたと言ってましたね。
ご自分から名乗り出られるのを待っておられた小保方さんは、立派でした。