2016年09月27日
「こち亀」最終話記念！こち亀に登場した麻雀シーンまとめ、その1
2016年9月17日に発売された週刊少年ジャンプ42号にて、40年続いていた超長寿連載「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、通称こち亀が最終話を迎えました。秋本治先生、お疲れ様でした。
さて、そんなこち亀ですが、主人公の両津勘吉（以下「両さん」）が多趣味な上に、基本的に一話完結で毎回様々なテーマを描かれるため、この40年間であらゆるものが作中でネタにされてきました。その中で私が注目したいのは、やはり「麻雀」です。両さんは麻雀も趣味の一つとしており、作中で何度も麻雀を打ったり麻雀に関連する発言をしていたことがあるのです。これはもう、こち亀は実質的に麻雀漫画のようなものであると言っても過言ではないかもしれません。
そんなわけで、私が持っている範囲での「こち亀」に登場した麻雀ネタを集めてみました。（←麻雀が出た巻だけ持っている奴）
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さて、そんなこち亀ですが、主人公の両津勘吉（以下「両さん」）が多趣味な上に、基本的に一話完結で毎回様々なテーマを描かれるため、この40年間であらゆるものが作中でネタにされてきました。その中で私が注目したいのは、やはり「麻雀」です。両さんは麻雀も趣味の一つとしており、作中で何度も麻雀を打ったり麻雀に関連する発言をしていたことがあるのです。これはもう、こち亀は実質的に麻雀漫画のようなものであると言っても過言ではないかもしれません。
そんなわけで、私が持っている範囲での「こち亀」に登場した麻雀ネタを集めてみました。（←麻雀が出た巻だけ持っている奴）
単行本3巻1話「消えた派出所!?の巻」より
不審火のパトロール中に顔が怪しいからととっつかまえた男でしたが、マージャンをやっていたからアリバイがあると無罪でした。麻雀はアリバイ作りにもうってつけですね！
また、単行本3巻では背表紙にも麻雀牌が登場しています。ある意味これが一番「目にしやすい」麻雀ネタと言えるかもしれません。
単行本4巻1話「怪盗・鶴の007号の巻」より
面子は両さん・中川・戸塚・寺井。両さんがリーチを掛ける時に卓を揺らして中川の手牌（中待ちの大三元）を見せてしまい困る中川でしたが、中を掴んだ両さんが実に両さんらしい酷い手段を取ります。
震度10とか日本崩壊するでしょ…ｗ
3巻に続いて4巻でも麻雀が出てくるとか素晴らしいですね。私が勝手に提唱する「一般漫画のヒット作には麻雀が出てくる」という法則があります。これは意識していない人も多いでしょうし、もちろん麻雀が一切絡まないままヒットする漫画もたくさんありますが、ヒット作の多くにはどこかしらに少しでも麻雀が関わってきがちなのです。本当なんです、信じてください。その可哀想な人を見る目はやめてください。
まぁとにかく、時代的にその法則の先陣を切っていたのはこち亀だったのかもしれませんね。こうやって序盤に麻雀ネタを出していたことが、深層心理では麻雀ネタを望む読者の潜在意識に働き掛けて、国民的作品とまでなった超長期連載へと繋がっていったのだと思われます。思われるの！ やっぱり麻雀はスゴイ！
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12巻はなんと表紙からいきなり両さんが麻雀を打っています！ 表紙だけ見たらもうほぼ麻雀漫画ですよ！ そして、12巻は中身も麻雀ネタ盛り沢山です。
単行本12巻7話「ギャンブル狂時代の巻」より
今回の面子は両さん・中川・麗子・戸塚。麗子が加わって、寺井は見張りに立っています。そして、麻雀は2回目という麗子が「メンタンピンドラドラ10本場」の後に、最強の役満・天和を和了っています。今でこそ麻雀ネタの基本となっている「初心者の女性キャラが豪運で役満を和了る」ですが、片山まさゆき先生の「スーパーヅガン」や「ぎゅわんぶらあ自己中心派」よりも何年か早かったことを思うと、そもそも女性が麻雀を打っているシーンがあまり多くない麻雀劇画全盛の時代としてはかなり革新的なネタだったのかもしれません。
そして、この後に屯田巡査部長というキャラが登場します。
両さんもたじたじな「先輩キャラ」ってのは今ではだいぶレアな存在ですね。
なお、単行本12巻では背景の小ネタとして頻繁に麻雀ネタが散りばめられています。秋本治先生（やアシスタントさん）が麻雀にハマっていた時期なのかもしれませんね。
単行本12巻1話「野球必勝法!?の巻」より
単行本12巻3話「ゼロアワー!?の巻」より
単行本12巻3話「ボーナスはまだか!?の巻」より
単行本13巻4話「挑戦ギネスブック!?の巻」より
12巻に続いて13巻にも登場。面子は4巻の時のに戻って両さん・中川・戸塚・寺井です。徹夜麻雀の記録を作ってギネスブックに載るとかで、正月からぶっ続けで打って力尽きていた所を麗子に発見されました。
この頃の両さんは、特にこの回では、かなりスケベ心を見せており、簀巻にされて吊るされている状態で麗子のスカートの中を覗き込んだり、麗子に膝枕で甘えつつ胸を揉んだりと、わりとやりたい放題でした。
ともあれ、13巻までで両さんたちが麻雀を打つシーンが3回もあったことで、完全に長期連載への礎が完成したと言えるのではないでしょうか。
ちょっと思った以上に長くなってしまったので次の記事に続きます。
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