放射性物質含む指定廃棄物 濃度が基準下回り初の処分
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東京電力、福島第一原子力発電所の事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物のうち、山形県寒河江市で保管されていた廃棄物の濃度が国の基準を下回ったことから、指定を解除され、市は27日までに一般のごみとして埋め立て処分しました。環境省によりますと、指定を解除された廃棄物が処分されたのは初めてです。
原発事故のあと、各地の自治体などで保管が続く、放射性物質を含んだ指定廃棄物について、環境省は、濃度が国の基準の1キロ当たり8000ベクレルを下回った場合は指定を解除し、一般のごみとして処分できるようにしました。
山形県寒河江市では、市内2か所の公園に合わせて、およそ2.5トンの指定廃棄物が保管されていましたが、基準の8000ベクレルを下回ったことから、環境省は今月23日、指定を解除していました。
これを受けて、寒河江市は一般のごみとして、別の場所に埋め立て処分することになり、27日までに作業を終えたということです。
環境省によりますと、指定廃棄物としての指定が解除されたのは千葉市に次いで全国2例目で、解除後に処分されたのは初めてです。
寒河江市は「近隣住民の不安を解消できてよかった」と話しています。
山形県寒河江市では、市内2か所の公園に合わせて、およそ2.5トンの指定廃棄物が保管されていましたが、基準の8000ベクレルを下回ったことから、環境省は今月23日、指定を解除していました。
これを受けて、寒河江市は一般のごみとして、別の場所に埋め立て処分することになり、27日までに作業を終えたということです。
環境省によりますと、指定廃棄物としての指定が解除されたのは千葉市に次いで全国2例目で、解除後に処分されたのは初めてです。
寒河江市は「近隣住民の不安を解消できてよかった」と話しています。