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【小塩史人のワールド独談】
中国の「宇宙強国」の野望ますます…いよいよ宇宙ステーション建設へ 火星有人飛行どころか宇宙人との交信も
中国が「宇宙強国」への野望を着々と進めている。9月15日に独自の宇宙ステーション建設に向けた実験室「天宮2号」の打ち上げに成功。10月には宇宙飛行士2人を乗せた宇宙船「神舟11号」を打ち上げてドッキングさせ、約1カ月滞在する。中国はステーション建設のほか、月と火星への有人飛行や月面基地の建設、さらには世界最大の電波望遠鏡による宇宙人との交信といった国家プロジェクトを推進。宇宙開発で米露と肩を並べることを狙っており、南シナ海など地球上で領土・領海拡張への野望を隠さない中国による“宇宙征服”への警戒感も高まりそうだ。
「天宮2号の最も重要な目的は、宇宙ステーション建設のための技術を検証することだ。すでに基本的な技術を備えている。早ければ、2017年にはステーションの建設を始めることが可能だ」
中国メディアによると、有人宇宙プロジェクトのチーフエンジニアである周建平氏は、今回の打ち上げ成功の意義をこう強調した。
天宮2号は9月15日夜、内モンゴル自治区のゴビ砂漠にある酒泉衛星発射センターから「長征2号F」ロケットに搭載して打ち上げられ、高度393キロの予定軌道に投入された。
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