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早稲田大学で指原莉乃についてのレポート提出したら好成績きた

大学生活
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どうも、ヤギレンタです。

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出典:http://news.aol.jp/2015/07/01/sashihararino/

 

この記事を書いているのは大学の夏休み最終日。

明日は二ヶ月ぶりの大学という日程です。

僕は大学は好きですがやっぱり久しぶりなので億劫。

 

そういや夏休み中に春学期の成績が発表されました。

初めての成績発表はなんともコメントしがたい中途半端な成績をとってしまいました。

 

しかしその中でも好成績だった科目の一つに、前にブログでも紹介した人形学がありました。

 

この科目は学期末に人形に関連した内容ならなんでも書いていいという自由なレポートが課され、僕は悩んだ結果僕の好きな「指原莉乃」についてレポートを書くことにしました。

 

それが思いのほか好成績をとってうれしかったので自慢します。

 

以下僕のレポートです。

f:id:yagi-renta:20160926163439p:plain1 授業ではアイドルについて少し触れられ、提出する教授はそこそこアイドルに詳しい前提で書いてます。

f:id:yagi-renta:20160926163439p:plain2 レポート中に登場する「人形性」というのは簡単に言えば、「対象が自分の思った通りになる性質」のような感じである。

 

アイドル指原莉乃の人形的考察

 

1.はじめに

 私はアイドルグループHKT48のメンバーでありHKT48劇場支配人を務める指原莉乃のファン、通称「指オタ」である。私の「指オタ」歴はまだ浅く、彼女がAKB48の楽曲「恋するフォーチュンクッキー」においてセンターを務めた頃から指原莉乃の魅力に浸かり始めた。

 なぜ彼女のそこまで魅力を感じるのか。その答えは自分の中ではっきりしていなかった。しかし「人形メディア学概論」の講義を受講する間に、もしかして彼女の魅力には人形的要素が含まれているのではないかと感じ始めたのだ。よってアイドル指原莉乃の人形性について考察することにした。

 

2.指原莉乃の人物像・一般的評価 

 考察の前に簡単に指原莉乃の人物像、並びに一般的評価について述べる。

 指原莉乃はいわゆるバラドル(バラエティアイドル)である。歌、ダンスや演技などに特に秀でたものは見受けられず、顔も一般的には可愛くないという程度の評価になっていて、番組の共演者にブスと罵られることもしばしばある。つまり今までアイドルに必要とされてきたような能力は決して高くなく、むしろ欠如しているとも考えられる。

 しかし大御所相手であっても物怖じせずに話す度胸や笑える暴露話など、他のアイドルとは一線を画するトーク力によってアイドルオタクの人気だけでなく、一般の視聴者の人気も集めているのが彼女である。

 

3.指原莉乃の魅力

 先ほど述べた通り彼女のトークにはとても惹きつけられる。それは彼女が「アイドルらしからぬ」発言を頻繁にするからである。たとえば、恋愛禁止のグループに所属しているにもかかわらず過去の恋愛スキャンダルが発覚してしまった彼女はAKB48から HKT48に移籍となった経歴を持っているが、テレビ番組などで恋愛の話を聞かれると素直に答えてしまう。ある意味アイドルにあるまじき行為である。

 

4.アイドルの人形性

 これについては講義内でも触れられた。

 アイドルは普通に生活しているが一度ステージ上に立てばファンが思う「アイドル」として歌い踊らなければいけないという思いを持っているアイドルも多い。あくまでファンの前では完璧なアイドル像を具現化したような姿を見せ続けようとし、時にその姿は『DLCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』の前田敦子のように感動さえ与える。その努力はステージを見ているファンには見えていないが。

 アイドルには「ファンの望むような存在になる」という固定観念的な人形の要素がしばしば見られるのである。

 

5.アイドル指原莉乃

 しかし彼女はいわゆる「アイドル」像とはかけ離れたところいる。包み隠さず自分をさらけ出しているようにまで思える発言・行動が多々見受けられる。

 これは彼女がアイドルというものを理解していないからではない。むしろ彼女が幼少時代からモーニング娘。などの女性アイドルが大好きで、女性アイドル全般のオタクであり、そのアイドルに自分もなりたいと思ったということは彼女の著書『逆転力〜ピンチを待て〜』においても語られているからである。

 彼女が歯に衣着せぬ物言いをしたり、暴露話をしたりするのは、それがファンにもとめられているからである。 

 彼女の人気が出始めたのはAKB48の冠番組『週刊AKB』のコーナーである「第1回肝っ玉クイーン選手権において、バンジージャンプを飛べなかった時からである。彼女は自らリベンジを宣言したにもかかわらず結局二回目も飛ぶことができず、周りから「へたれ」と言われるようになった。それから彼女はその「へたれ」キャラを受け入れることによってその弱い部分が好きだというファンを徐々に獲得していったのである。

 ここからもわかるように、彼女はファンや周りのニーズを理解した上でそれを実践してきた。それによって人気を得ることを成功させてきたのである。

 

6.アイドルとは

 指原莉乃を見ていると、「完璧なアイドルを信じる」ことだけがアイドルの役目ではなく、「ファンのニーズに応えること」がアイドルの役目なのではないかと感じる。「完璧なアイドルを演じる」ことはその中の一つに過ぎないと考える。

 どんなアイドルであってもニーズに合わないことしていては人気が出ない。たとえ自由奔放な振る舞いをしているアイドルが人気を集めたとしても、それは偶然ではなく、アイドルに自由奔放さを求めているニーズが存在したからである。

 つまりアイドルは売れるために何かを演じる必要があるのだ。

 

7.おわりに

 いわゆる「アイドル」の道から外れている指原莉乃を、アイドルの人形性という観点から考察することでアイドルの本質が見えてきた。 

 今新たに注目しているアイドルは「一夫多妻制アイドル」の清竜人25である。6人の女性と一人の男性で構成されたアイドルグループで、女性たちはみんな男性(清竜人)の妻であるいう設定のアイドルである。曲もその世界観に忠実に作られていてとても魅力的なアイドルだ。

 これからもファンがアイドルに求めるものが変わり続ければ新しい形のアイドルが生まれ続けるだろう。

 

まとめ

短いですが言いたいことを端的にまとめたレポートでした。

それが評価されたので単純にうれしかったです。

 

今日はそれだけ!

じゃあな!!