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【経済】MRJ、3度目の渡米飛行に挑戦 名古屋離陸、来月にも試験三菱航空機(愛知県豊山町)が開発中の国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)が二十六日、米国で本格的な飛行試験を行うため、米ワシントン州モーゼスレイクに向けて愛知県営名古屋空港を離陸した。八月下旬にも飛行を試みたが、機器の不具合で二日続けて引き返し、約一カ月遅れで三度目の挑戦となった。 目的地は米シアトル郊外のモーゼスレイクにあるグラントカウンティ国際空港。複数の滑走路が備わり晴天率も約九割と高く、環境が整っている。三菱航空機は同空港を拠点に、十月にも飛行試験を開始する。 米国へ向かったのはMRJの試験1号機で、給油などで北海道やロシアのカムチャツカ半島、米アラスカ州を経由。日中の飛行を四回重ねる約八千キロの旅となる。機体が開発中であることを考慮し、視界が悪い夜間の飛行は避ける。初日の二十六日は、午後一時半ごろに名古屋空港を離陸し、午後三時ごろに北海道の新千歳空港に着陸した。 PR情報
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