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御嶽山噴火から27日で2年

09月27日 09時53分

御嶽山噴火から27日で2年

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死者・行方不明者が計63人にのぼった御嶽山の噴火から、27日、2年になります。
戦後最悪となった火山災害を教訓に、御嶽山では再噴火に備えた安全対策の強化が進められています。
おととしの御嶽山の噴火では、58人が死亡し、5人の行方がわからないままとなっています。
噴火から2年となる27日は遺族などが参列して、ふもとの長野県木曽町で追悼式が行われ、噴火した時刻と同じ午前11時52分に黙とうをささげることになっています。
御嶽山では、去年、気象庁が警戒が必要な範囲を火口から1キロ程度に縮小したことを受けて、入山規制の緩和が進んでいて、9月24日には長野県王滝村の登山口から9合目まで入山できるようになりました。
また、再噴火に備えた安全対策の強化が進められ、登山道にある避難小屋の屋根を防弾チョッキに使われる素材で補強したほか、山頂付近の山小屋を避難シェルターの機能を備えた建物に建て替える作業を始めました。
さらに、ことし3月には登山者や観光客がどのようなルートで避難するかを盛り込んだ新しい避難計画もまとまりました。

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