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【プロ野球】

ヤクルトの森岡、今季限りで引退

2016年9月27日 紙面から

セ・リーグのクライマックスシリーズのファーストステージ巨人戦で適時打を放ちガッツポーズする森岡=11年、神宮球場で

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 ヤクルトの元気印、森岡良介内野手(32)が、今季限りで現役を引退することが26日、球団から発表された。

 明徳義塾高では、2002年夏に主将として同校初の全国制覇に導き、『立浪2世』と期待されドラフト1巡目で中日に入団。レギュラーには定着できず6年で戦力外にはなったが、新天地ヤクルトでは勝負強い打撃と、ベンチを盛り上げる明るい性格でチームにとけ込み、『外様』ながらも14、15年は選手会長を務め、昨年のリーグ優勝ではビールかけの乾杯の音頭を取った。

 「中日での6年間は力を出し切れなかったが、スワローズには8年間もお世話になり、選手会長までさせていただきました。選手会長の年にリーグ優勝できたのが一番の思い出です。本当に温かいご声援、ありがとうございました」とコメントした。

◆球団残留が濃厚

 ヤクルトでは、名手・宮本慎也さん(現野球評論家)の後を継ぐ正遊撃手が、いまだに決まっていない。森岡もその座を争い、12年から3年連続で100試合以上に出場したが、大引、今浪らの加入や若い西浦の台頭などで出場機会が減り、今季は主に代打で25試合に出場、打率6分7厘。8月4日に出場登録を外れていた。神宮最終戦となる28日のDeNA戦で最後の打席に立ち、来季以降は何らかの形で球団に残ることになりそうだ。 (竹村和佳子)

 

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