やさしい献立

コラム知っておきたい
身近な食材をおいしく食べるワザ

2月号 / 第5回 身近な食材をおいしく食べるワザ ~油揚げ~

2016

食べやすく切るか、かりっと焼く

油揚げは、やわらかい食材なので、食べにくいということが意外に思うかもしれません。しかし、高齢者からは「いつまでも噛み切れない」という声が聞かれることがあります。その原因は、やわらかいけれど歯切れが悪く、それが噛み切りにくさにつながっていると考えられます。そこで、それを解決するワザをお伝えいたしましょう。


●食べやすい大きさに切ったり、細かく刻んだりする
 油揚げは、1枚のままでは噛み切りにくいので、まずは2cm角くらいの大きさで試し、それでも食べにくいようなら0.5~1cm角くらいに切りましょう。ただし、噛む力は人それぞれなので、この大きさを目安にして、さらに食べやすい大きさを見つけてみてください。また、噛み切りにくいのならば、細かく刻むのもいい方法です。こうして切った油揚げは、みそ汁や煮ものなど、油揚げを使う料理に使えます。

●焼いて表面をかりっとさせる
 油揚げが噛み切りにくい理由のひとつは、歯切れの悪さです。表面をかりっと焼くと、歯切れがよくなり、比較的大きいままでも食べやすくなります。たとえば、袋状にした油揚げに納豆を詰め、かりっとなるまで香ばしく焼くと、おいしく食べられます。また、かりっと焼いてから食べやすい大きさに切り、サラダなどのトッピングや和えものなどに使うのもいいでしょう。

監修:山田晴子 やまだ・はるこ
1986年日本女子大学大学院修了。栄養士。介護食アドバイザー通信講座などで指導を行っている。研究分野は、高齢者・小児歯科栄養学。
監修:荻野恭子 おぎの・きょうこ
料理研究家として、教室主宰や講演会など幅広く活躍。海外の食文化への造詣も深い。96歳の実母の食事情から、実生活で生きる介護食のアイデアも豊富。

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