3章 セロトニン神経をきたえるコツ
まず「意識的な」リズム運動が大切/お腹を動かす呼吸には二種類ある/吐いて、吐いて、吐き切る腹筋運動/呼吸法の目的は肺機能の強化ではない/ゆっくりと呼吸する理由/呼気時間を長くセットする/姿勢はどうするか/究極の呼吸法/背中側の横隔膜

4章 α(アルファ)波が現れる
呼吸法によって脳波にα波が現れる/呼吸法で生じるα波は眠気と無縁/目を閉じて呼吸法をやってみたら……/セロトニン神経が活性化される証拠/自転車こぎや咀嚼でもセロトニンは増える

5章 釈迦は壮絶な実験家

苦行と身体と脳/呼吸法に出会う/チューインガムを噛み続けると、痛み反射が抑制される/お坊さんの背筋がしゃんとしている理由/顔に締まりが出る/『弓と禅』にセロトニン神経を読む/王選手とイチロー

6章 セロトニン神経が弱ると……
ひきこもりやキレやすい子どもたちは……/うつ病ではセロトニン神経が弱っている/SSRIという薬/セロトニンの運搬役の働きは遺伝子で決まっているのか