重さ23g、わずかな頭の動きでポインタが操作できる装着型マウス

 

テクノツールは26日、重量23gの装着型マウス「Zono」(ゾノ)を販売開始した。価格は税込90,720円。

ヘッドバンドでの装着例

フィンランドのQuha OYが開発した、頸髄損傷や神経難病、脳性麻痺といった症状を持つユーザー向けのマウス。高精度のジャイロを搭載し、頭部のわずかな動きをマウスポインタの動きへ転換する。一定時間動きを止めると左クリックする「オートクリック」、振戦や不随意運動の影響を抑える「震え補正」といった機能を備え、スイッチやソフトウェアとの併用でダブルクリック、右クリック、ドラッグ操作も可能。ポインタの感動調整にも対応する。

本体サイズは59×33×15mm、重量は23g。バッテリはリチウムイオン充電池で、連続動作時間は約30時間。対応OSはWindows、Mac、Android。通信は無線(2.45GHz帯)。製品には受信機、充電用ケーブル、スイッチ用二股ソケット、専用ソフトインストール用CDなどが付属する。

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