最近は山以外にもいろんな場所に箱罠設置してありますね~
田畑、民家周り、会社敷地内、道路脇ほか
捕獲目的がジビエを楽しむ為の趣味の猟師の方、
または、有害駆除として捕獲している方どちらの方の設置なのかな?と思ってしまう設置場がある。
明らかに駆除目的と分かるような場所で逆に被害を大きくさせるんじゃないかな~と思うような箱罠沢山ある。
箱内と周りには大量のエサ これは誘き寄せの捕獲目的と分かっているが電柵やワイヤーメッシュ柵が無い里山、民家近くでこのような事されると仲間の行動やエサにつられ、警戒して侵入していなかったイノシシや鹿たちも来るんじゃないのかな? って・・・
初めて里山に来た獣たちは今まで食べ慣れない山以外の美味しい作物の味を知り安全に食べられると分かれば毎日やって来る。
因みに箱罠で一頭捕獲されたとしても他の獣たちは学習し箱には寄付かず新しく覚えた美味しい作物の方へと行くでしょう
箱罠の設置場所が里山(民家近く)内だけにならないようにもっと侵入経路である山手側の設置場所も検討したらどうでしょう・・・
またはくくり罠を併用したらもっと効果的な結果が出るとおもう。
でも、一長一短あって・・・ たとえば捕獲時のことも考え設置しなければ後が大変です。 ワイヤー一本で繋がれた獣は暴れまくりワイヤーが伸びる長さは猛スピードで駆けまわったり突進したり、大きなクレーターのような穴を掘ったりと・・・
捕獲効率やコストパフォーマンスは良いが危険が色々とあり後始末も大変。 想定外とならないように事前にくくり罠の特性を学習し予知できる最悪な場合を想定して捕獲作業に入らなければ大変なことになる場合も… 毎年捕獲時の事故多発!
これまでの経験上箱罠だけでは里山(民家近く)に下りてくるイノシシ、鹿の駆除(侵入防止)は全く止めれなかった・・・
箱罠、くくり罠も特性、生態等理解し実施すれば今以上の成果を効率よく安全に実施出来ると思っている。
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上:各地で行われているくくり罠新人研修の様子
*勉強会等アールトラップ研究会でも行っています。 行政関係者には今年度暫く無料講習を実施します!(忙しくなると困るので小さく告知 笑” 要免許)
*4月までは農繁期で駆除、講習等全てお休みしています。
返事もできない場合がありますのでよろしくお願いいたします。
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