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MRJがようやくアメリカへ

09月26日 19時12分

MRJがようやくアメリカへ

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度重なる機体のトラブルでアメリカへの飛行が延期されていた「MRJ」は必要な改修作業が終わり、26日、当初の予定から1か月遅れでアメリカへ向けて飛び立ちました。
三菱航空機が開発中の国産旅客機「MRJ」は、本格的な飛行試験を実施するためアメリカへ向かう計画でしたが、8月27日から2日続けて空調システムの監視センサーでトラブルが発生し、空港に引き返しました。
その後、トラブルの原因となった部品を交換するなどの改修作業が終わり、26日午後、当初の予定から1か月遅れでアメリカへ向けて飛び立ちました。
愛知県の県営名古屋空港を離陸したMRJは約1時間半後、最初の経由地となる北海道の新千歳空港に着陸しました。
離陸の様子を見ていた愛知県豊田市の60代の男性は「トラブルがあったが、今後は順調に進むように期待しています。日本の技術力で頑張って早く一般の人が乗れるようになってほしい」と話していました。
MRJは中距離の飛行機であることからアメリカまで各地で給油する必要があり、27日、北海道を飛び立ったあと、ロシアやアメリカのアラスカ州を経由し、日本時間の9月29日にも飛行試験の拠点となるアメリカの西部ワシントン州の空港に到着する予定です。

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